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【突然現れたタイガーに声優は…】

2011年01月11日 19:06

タイガーマスクから
贈り物で脚光…
甦る伊達直人の素顔
(夕刊フジ)

 年末年始にかけ、群馬神奈川児童相談所に「伊達直人」を名乗る人物からランドセルが贈られた。世知辛い世の中、久々にいい話だったが、伊達直人といえば、アニメの名作「タイガーマスク」の主人公。孤児院育ちの設定も重なり、ランドセルの一件は「タイガーマスクからの贈り物」などと注目を浴びた。そのアニメも放映から40年あまり。そもそもどんなストーリーヒーローだったのか。振り返ってみると-。

 ♪白い~ マットの~ ジャ~ングルに~

 昨年末から流れるパチンコ『CRフィーバータイガーマスク』(SANKYO)のCMに懐かしさを覚えた人も多いだろう。1960年代後半から70年代にかけて少年たちを魅了したアニメタイガーマスク」(梶原一騎原作、辻なおき作画)の主題歌だ。

 いまの30代は、プロレスラー佐山聡(53)や一昨年6月、試合中に事故死した故三沢光晴さん(享年46)を思い出すかもしれないが、それより上の世代は、やはりアニメや原作漫画の印象が強い。そのアニメは全105話で69年10月に放映が始まり、71年9月まで続く。

 孤児院育ちの伊達直人が、動物園の虎の檻の前でケンカしたのをきっかけに悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされ、日本人初の悪役レスラータイガーマスク」となるところから物語はスタート

 ファイトマネーの半分を虎の穴に上納し、素性を隠しながら、残りを育った孤児院に寄付する。ある日、孤児院の運営が厳しいことを知り、上納分も孤児院に向ける。虎の穴からは裏切り者扱いにされ、リング舞台に次々と刺客が送り込まれ、伊達必殺技で応戦し…というのが主な内容だ。

 原作では車にひかれそうになった子供を助けて命を落とすが、アニメでは外国に飛び立ち終了する。最高視聴率31%超を記録するなど社会現象化し、当時、子供たちの間でプロレスごっこが大流行した。

 アニメ伊達の声を担当したことがある声優森功至(65)は、突然現れたランドセルタイガーについてこう語る。

 「40年たったこの時代に突然、伊達の名前が蘇ったようで不思議な感じです。彼を演じた声優としてとてもうれしく、ありがたく思います。ただ、伊達の名前による匿名寄付が今後も続いてよいものか、複雑な気分もしています」

 次回はいつ姿を現すか。


【笹パンダコメント

 全国各地で「伊達直人」名義で様々な届け物が、贈られているみたいですね。

 どうやら報道を見て、共感した人物たちが模倣しているようで、一人じゃないみたいです。今日現在で、33都道府県・61件にもなるそうです。届人名あしたのジョー主人公の「矢吹丈」や昔話の「桃太郎」など複数です。

 この現象は、更なる広がりをみせるのか?

動画アニメタイガーマスク」OP
再生時間:1分31秒
https://www.youtube.com/watch?v=GlV7LDIHyqE

このデジログへのコメント

  • 笹熊猫 尚輝 2011年01月11日 23:44

    > ゆうらさん
    コメントありがとうございます。
    カッコイイ声ですよね♪
    まさかご本人も、こうした形で脚光を浴びるとは思いもよらなかったでしょう。
    タイガーマスクは、永遠のヒーローです。

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