- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ばかもの」レビュー☆
2010年12月08日 23:13
成宮寛貴、内田有紀主演他。一生忘れられない恋がある。10年に渡って、額子(内田有紀)を追い求めた。―たとえ変わり果てた姿になっていたとしても。気ままな大学生(成宮寛貴)と、強気な年上の女。かつての無邪気な恋人たちは、いつしか別れ、気付けばそれぞれに、取り返しのつかない喪失の中にいた。行き場をなくし、変わり果てた姿で再会した二人の、むき出しの愛。生きること、愛することの哀しみと歓びを描く、究極のラブストーリー。
8/10点!!完成披露試写会に行ってきました。成宮くんと内田有紀ちゃんは、本当に仲が良い感じで、監督の話を聞いていませんでした(笑)成宮くんは、フォトや映像だと、本当にセクシーという言葉が似合う人だと思っていましたが、喋るとチャラくて(笑)、喋らない方がいいなと思いました(爆)作品は、「ばかもの」というタイトル、絲山さんの作品という事で、絶対、独特で深い類のものだと思っていたので、原作を読んでから観たかったのですが、間に合わず、原作を読まず鑑賞しました。成宮くんにとっては、新境地といえる作品でしたが、彼も、内田有紀ちゃんもサラリと自然に演じ切っていました。10年の歳月の中での、成宮くんの表情の変化も良かったです。最初に、額子が「ばかもの」って言って、最後は、ヒデが「ばかもの」って言って、本当にそんな二人で、柔らかな中に、突き刺さるような愛を感じました。不器用で、脆くて、強くて、繊細で、逞しくて、人間の色んなものが詰まった作品で、それがビシビシ伝わってくるので(殴られている感じ)、ヒデが額子に捨てられたところからエンドロールが終わるまで、ずっとボロ泣きしてました(*_*) 最初のヒデには気付けなかった、額子を失って自分の中にずっぽりと空いた喪失感の深さといったらなかったです。失って気付く、失いたくないのに失う、そんな事もひとつのテーマになっている作品です。そして、やっぱり原作を読みたいと思いました。映画であそこまで深く人間に入り込めるなら、原作はもっとだろうな、と。どこまでも人間臭い作品ながら、ラストの希望ある光もあって、ふたりはこれからどう生きていくのかな、と、とても良い余韻が残る作品です。2010年公開。
このデジログへのコメント
> 鷹さん
申し訳ないです。前にも御指摘頂いたことはあるんですが、改行すると膨大な量になってしまうので、このままアップさせていただいてます。よろしくお願いします。
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