- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ノルウェイの森」レビュー☆
2010年12月31日 00:29
松山ケンイチ主演他。高校時代の親友キズキを突然の自殺で喪ったワタナベ(松山ケンイチ)は、東京の大学に進学し、あるときキズキ(高良健吾)の恋人だった直子(菊池凛子)と再会する。二人は、大切なものを喪った者同士付き合いを深めていくが、次第に直子のもつ喪失感は深くなり、京都の静養所に入院することになる。そんな折、ワタナベは瑞々しい女の子・ミドリ(水原希子)と出会うのだった。限りない喪失と再生―生と死、性、青春のもがきを描く、究極の恋愛物語。
4/10点!!とにかく音楽が悪いです。哀しみのシーンで流れる大袈裟に大音量の弦楽器たちが、耳障り過ぎです。「愛と喪失と若者ゆえの揺めき」が、作品のテーマなんですよね。シンプルな事なのだけど、それを複雑化するのが、村上春樹の特徴です。映画でも、原作の台詞を、そのまま使っていたけど、役者が言葉を使いこなせていない感じで、感情が薄っぺらかったです。ひとりのシーンは、ワタナベであり、直子であり、ミドリなんだけど、役者同士が絡むと、ぎこちなさと居心地の悪さが半端なかったです。キズキとワタナベのシーンは違和感はなかったから、役者同士の相性が相当悪いのかなぁと思いました。水原希子ちゃんの演技は目も当てられない程、下手です{{(+_+)}} 今でこそ現代病といわれるようになった精神病と恋愛という稀有さもあって、当時はヒットしたのかなぁと思いました。自分の足下の基盤が、最初からあったのか無かったのか、いつからか崩れ始めてしまった事に気が付かなかったのか、「僕は今どこにいるのだろう。」という、台詞からのラストのビートルズは、唯一グッときた所で、良かったです。エンドロールも、全部ビートルズで締めて欲しかったのに、浸り損ねてがっかりです。場面が、飛ばし飛ばしで抽象的なのは仕方ないとして、他にもっと良い監督はいなかったのかなと思います。2010年公開。
このデジログへのコメント
手厳しいね。でも確かに音楽は逆効果。監督なのかなぁ…
> ぐっちさん
ご覧になられました?私は阪本監督とかなら上手く撮れたんじゃないかなぁと思いました。
> えぞりすさん
そんなことないですw でもこの作品は寝ないように、頭がすっきりした状態で観ましたw
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