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目と歯の老化を食い止めるには?(4)
2010年09月29日 10:27
歯の周囲にあり、歯を支えているのが歯周組織。この組織が細菌によって侵されてしまうのが歯周病だ。歯周病の原因となるのは30種類程度の細菌で、その特徴から大きく2つに分けられる。まずひとつは、歯肉の表面に取りつき炎症を起こさせる菌。この炎症を放置しておくと歯の間に歯周ポケットという溝ができる。もうひとつは、そのポケットに入り込み、毒素や酵素を分泌して歯肉や骨を溶かしていく菌。第1のグループだけが行動しているときは、別に歯肉炎という呼び方もされる。健康な歯肉はピンク色をしているが、歯肉炎にかかると赤くなり、腫れて盛り上がってくる。この段階では痛みがほとんどないのが困りモノ。ここで対策をとれば、酷いことにはならないのである。朝起きたときに口の中がネバネバしたり、ブラッシングのときに出血するなどがその初期症状。見過ごさずに医者に相談しよう。
「プラーク」という言葉はご存じだろうか。実は、これこそが歯周病の元凶なのだ。プラークは「歯垢」とも呼ばれるが、ただの食べ物のカスではない。食べ物カスに細菌が取りつき増殖した結果できたものなのだ。1日ブラッシングを怠ると、プラークは増殖を始め、2日目から硬さを増していく。そして、約2週間経つと石灰化して、歯石になってしまう。こうなると、家庭ではなかなか取り除けない。毎日のブラッシングが、まず大事。歯ブラシだけでなく必ずフロスも使ってほしい。歯間に溜まったしつこいプラークもフロスでなら落とせるのだ。タバコもやめたほうがいい。喫煙は歯肉の細胞の活性を抑制するため、炎症からの回復を遅らせるし、唾液の分泌量も減り、浄化・殺菌作用も減退してしまうのだ。逆に、食事をよく噛んで食べることで、唾液をより多く分泌することができる。
「昨年11月に発表されたアメリカの論文で重度の歯周病を患っていると心筋梗塞になるリスクが高まるという衝撃的なことが発表されました。歯周病って本当にコワイですね。歯周病
にならないよう、ちゃんとケアしたいものです」
このデジログへのコメント
> こぶたさん
私も歯については自慢できませんが
歯肉炎の段階で市販薬と共に歯茎をマッサージすることで
歯周病の進行を抑えられたように思います
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