霊界

霊界の話といえば、丹波哲郎の「大霊界」が有名ですが、今もレンタル屋に行くと霊界の内容のDVDがありますが、でも怨みものばっかし・・・。

　そもそも霊界とは何か?如何なる所なのかは明確にはわかっていないというのが現実で、「死」＝不安と恐怖というのが誰しもの共通の思いではなかろうか?でももし死の先に新しい世界がありそれが明確にわかるとしたならば、死=恐怖ではなくなるのではないかとは思います。

　霊界のことを詳しく説明していた人で、スェーデンボルグという人がいます。この人の書いた霊界の内容は非常に信憑性があり真実味があります。なぜなら自らが幽体離脱して地獄から楽園までを見てきた内容を書き記していたからです。

　その内容では、人間には肉体よりもっと五感が鋭い霊人体というのがあって、死んだら肉体と離れ霊界に住むようになるというのです。そして地獄に行くか楽園に行くかは、地上でいかな人生を生きてきたかで決定されるというのです。自己中心的に生きたら地獄へ、為に生きたら楽園に行くというのです。そしてその世界は永遠であるといわれています。

　そのなかで最も恐ろしい地獄が、淫乱の罪と自殺して死んだ人たちだといわれます。霊界では肉体みたいな姿ではなく自分の心情が姿となって現われ、獣のように生きてきた人は獣のような姿になり、淫乱に生きてきた人は蛇のようになり、血気怒気を中心として生きてきた人は、夜間のように沸騰した姿になるといわれています。この内容はごく一部ですが。

　為に生きれば喜ばしいところですが、自己中心に生きれば正に地獄のようなところが霊界であるといわれてます。

　自分もこの内容には愕然としました。霊界の話を事細かに書いたら１週間以上の連載になるのではないかと思います。それぐらいに膨大な内容です。

　この世だけの人生なら金持ちになりずるがしこく生きれば勝利者ですが、霊界があるならば自己犠牲と自己否定し為に生きながら心情を高めていった人が真の勝利者になることでしょう。

　でもそれはあくまでも自己の責任分担であり霊界があることを信じるか信じないかはその人自身であるので強制できるものではないと思います。

　自分は信じて人生の設計をどうするか」考えていますが・・・。それが真実かどうかは、捉える人次第です。