首位だぁ～

代打関本勝ち越し弾！阪神、能見降板も奪首成功
2010.5.2 22:56




　（セ・リーグ、阪神８－７巨人、９回戦、阪神６勝３敗、２日、甲子園）阪神が宿敵巨人を抜いて首位に立った。甲子園では２００４年以来のＧ戦３連戦３連勝。真弓監督が就任して以来初の５連勝。しかも５試合連続の２けた安打だった。

　両チームで計５失策。互いにミスを突くような形で得点を重ねた展開で勝機をものにした真弓監督は「やらなくていいところで点をやっているし、取れるところを取れずに最後までもつれる試合になった」と苦言を呈した。「首位というより、今までやってきた野球が大事なところで、できないことが少し残念」

　それでも勝ったことが大きい。負傷で途中交代した能見の後を継いだ西村、久保田がつかまり六、七回だけで６失点。１点を追う形で七回に入ったが、ここで失点につながる失策を犯していた４番新井が意地を見せた。

　１死走者なしから外角高めの変化球を左中間席に放り込み同点。八回には１死から代打の関本が、追い込まれながら左中間席に勝ち越しソロ。

　「流れが行ったり来たりしたけど、みんなの力で勝ててよかった」と新井。関本は「毎日毎日勝つことだけを考えている。ずっと首位のままでいきたい」と、激しい競り合いの疲労を感じさせない口調で言った。

城島（五回に６号３ラン）

「切れずにうまく打てた。自分も楽になる本塁打だったが、あそこから逆転されるとは」

藤川俊（七回にプロ初安打となる三塁打）