胆石の痛みと症状 & がさがさ踵

■痛み■

胆石と聞くと凄く痛いと思ってませんか?
確かに激痛(疝痛発作)を伴う激しい症状もあるらしいけど、殆どの胆石は痛くない『無症状が多い』らしくサイレントストーンといわれてます。

疝痛発作は主に食後1～2時間後にみぞおちから右側の腹部に強い痛みが起こった場合の事を言う。特に脂肪分の多い食事や肉類を多く食べた後で起こり易くなる。
これは胆のうが収縮したり、胆石が胆管に詰まったりした時の激しい痛み。でもずっと痛みが続くというわけでなく、およそ30分～数時間で痛みが治まる場合が多い。
というのは、胆のうの収縮によって動いた胆石が胆のうの出口や胆管に入ってしまうと筋肉が痙攣して痛みを引き起こし、その後収縮した胆のうが緩んだり胆管に詰まった胆石が動き胆のうに戻ったり、十二指腸に流れていってしまうと痛みが治まる。
ただ、痛みが2～3時間続くと急性胆のう炎や胆管炎になり易くなり、12時間以上続くようだと大変危険な状態になってきます。
又、痛みが起こる場所もお腹だけではない場合も多く、背中の右の方や右肩等に強い痛みが起こる事も。これを放散痛と言う。
胆石は殆どが無症状。少しお腹の辺りのぜい肉は気になるけど、どこも痛くないし何も悪い所はないと思ってる貴方、ひょっとしたら胆石かも?

■症状■

胆石の特徴的症状は胆石発作といわれる激しい痛みですが、その疝痛がなくても胆石の症状は現れてる事があると知ってますか?
1度でも胆石になった事がある人は「ああ、そういえばあの時何となく違和感があった」と後から感じた事もあったかも。でも、胆石を経験してない人には未知の事なので予備知識をもってる事はとても役立つ事に。
胆石を疑う症状↓
・みぞおちの辺りが急に痛みだす
・痛みがあったと思うと突然痛みがなくなった
・原因は判らないが身体に痛みが(右上腹部,腰,背中の右等)
・吐き気や嘔吐が
・黄疸の症状が
・みぞおちに痛みがあった後発熱が
中でも白目の部分が黄色っぽくなったり尿の色が濃くなったりする黄疸が見られた場合、胆石が詰まり胆汁が肝臓に逆流してるという事なので、大至急受診が必要!
又、痛みがあった後に発熱、しかも高熱の場合、胆汁の流れが滞り、細菌感染したという事なので、この場合も急いで受診が必要!

胆石はよくある病気で誰でもなると軽く考えてませんか?実は胆のうや胆管の病気には胆石が関わってる事が多い。
胆管炎の多くは胆石で滞った胆汁により細菌感染して胆管に炎症を起こして発症してるし、胆のう炎は胆石の疝痛発作により炎症が起こり発症。炎症を繰り返してると胆のうポリープになる事も。殆どは良性のポリープですが、一部ガン化する可能性も。
この様に決して胆石を軽く考えたりせず、いつもと違う症状があった時はすぐ受診する事もとても大切!!

…がさがさ踵に…

ガサ②の肘や踵に重曹を使ってみて?
重曹大さじ1
水小さじ1
を練ってペースト状にする
これを肘や踵に塗り,15分おき拭き取る
固くなった角質が取れるよ♪