面接ついでに初詣

今日の午前中は面接でした。
いくら二次面接が決定していても油断は禁物です。

今回伺ったのは、自社でデザイン提案できるようになりたい！という看板屋さんで、現在建築工事現場に設置している看板などを主に手掛けている保安用品を取り扱う企業でした。

元々ミリタリーテイストなストイックな造形が個人的に好きなのとKING OF ADである看板にある種の到達点のようなものを感じていたのが応募の理由です。（いや、ただ単に物理的に大きい制作物を作ってみたかっただけなんだけどね）

最近、いい会社を直感で感じるポイントに社屋がある。
綺麗な外観で仕事場が広々していて天井が高くていかにも環境が良さそうな社屋よりも、倉庫のような、或いは少し年季の入ったビルで一見汚く見えても良く整頓されていている仕事場を持つ社屋を構えている会社の方が印象がいいのだ。

理由を付けてみると、前者は暇そうに見えてしまうこと、後者はそれなりに忙しくて、余計な所に経費をかけていない事だと思う。

今日、伺った所は後者の社屋。
あまりに粗末な社屋（悪気はないです）で正直結構不安だったのですが、このご時世だというのに残業代は確実に付くし、多少業績が悪くてもボーナスは年２回。昇給あり。月給も20代前半スタートでホント悪くない。寧ろリスペクトに値すると思う。

面接の方が言うには他社とプレゼンして負けない看板を是非作ってもらいたい。
デザイン事務所に仕事を振るととてもじゃないけど経費が追いつかない。
その代わり、社内でデザイナーを置いてデザイナーには存分に力を発揮してもらいたい。との事。
人によっては捉え方も違うかと思うけど、今回僕はこの会社を
素晴らしく思えました。

企業さんの都合のいい”助けてください”求人が多くて、応募者は全部持ち出しになる覚悟がいる事が多い中、全部持ち出しになるにしろ、是非、私で宜しければ・・・。という気持ちになった。

久しぶりに熱い面接が出来たと思う。
気持ちよく帰路を歩いていると熱田神宮。
まだ、初詣モードで出店も軒を連ねていて、ついでに熱田神宮本殿に初詣を済ませてきました。（普段絶対行かないのにね）


写真は駅に貼ったらカッコいいかもって冗談で作ったピアジオ博物館のポスターです。