- 名前
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- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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タダの文化
2009年09月14日 23:14
海外出張で日曜の帰国はうれしくないです。でも、アメリカ帰りだったりすると夕方日本に着くことになりますが、まだ朝日本着だったのが救いかも。
たまった仕事を片付けなくてはならない月曜は結構憂鬱でした。
で、ブリスベンの話です。
よーく思い出してみると、かの国では、「タダ」のものが結構ありました。
現代美術館の入館料はタダでした。いろいろ楽しませてもらいました。
街中には「タダバス」が走っています。市街の中心部を循環しているバスです。一方通行が多い関係で、右回りと左回りで微妙に経路が違いますが、赤いバス、赤い停留所が目印で、そのバスにはほんとに無料で乗れます。
無料だからとって本数が少ないわけではなくて、大体10分間隔で走っています。そんなに混んでもいません。タダじゃないバスもたくさん走っています。でも、こういう「無料」公共バスみたいな発想は日本にはないですね。
それから、市庁の時計台には、タダで上れます。今まで、なんとかと煙みたいに、あちこちで高いところに上ってきましたが、エレベータを使う場合は必ずお金を払った気がします。
確かに、展望台?はしょぼかったですが、無料なのにはびっくりしました。他に思いつきません。
日本なんかだと「タダ」にすると、人が殺到したり、扱いが乱雑になったり、採算がとれないものはさっさと切ったり、なんてことばかりで、とてもじゃないけど、できません。
もちろん、これだけの公共サービスをタダにしているからには、それなりに税金を投入しているのでしょう。
高速道路無料化よりは、こういうところに税金を投入するほうが文化的なイメージがします。
もちろん、文化的な事業をすることが行政としていいのか?というのは別問題ではありますけどね。
でも、タダを許す文化、というのは大人の世界なんじゃないかな、と思います。
こういったサービスを受ける方にも何か感謝の気持ちみたいなのが湧いてきて、うまく循環すればすばらしい税金の使い方になりそうです。
さて、日本にもいつかこんな文化が浸透する時代が来るのでしょうか?私が生きているうちは難しそうです♪
すみませんが、いくら寝ても眠いので、本日はこれにて失礼いたします。
***
本日の画像は、ブリスベンのタイ料理屋でデザートに頼んだアイスクリームです。
下にあるのは、揚げバナナ。なので、「チョコバナナ」でしょうか。美味しかったです。
このデジログへのコメント
妖♪さん、いつもコメありがとう☆
最低限の公共サービスでいいんですけど、今までの日本はサービスは民間に任せます、でしたからね。
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