三日周期が崩れそうだねぇ

写真は、今日の日記の主役「寒冷渦（寒冷低気圧、切離低気圧、ブロッキング低気圧）」ができるまでの模式図

（上段は、大気の中層の、上空約５ｋｍ（５００ヘクトパスカル等圧面）の図。
下段は、地上の天気図、です。）

一般気象学Ｐ１８３から抜粋しました











皆々様方

ここ３週間ほど続いていた「三日晴れたら一日雨」の周期、気がついていましたか？

少なくとも、僕が住む街、東京の天気はそうでした





皆々様方

前回の雨は、４月２５日（土）

結構強い雨が、２４時間程度降り続いたことを覚えていますか？

あの日の後、日、月、火、と晴が続いた、東京





じゃあ、明日の水曜日は、雨？？？

いや、雨は降りそうにないですなぁ

少なくとも、今の僕には、そう感じています





なぜか？

なぜ三週間も続いている、北半球中緯度地方の、春の、天気の周期変化が崩れようとしているのか？







ここ数日、オモテとウラに混在して書いた、青森県などの雨、風、雪、雷、暴風・・・

４月２６日（日）、特にひどかったようですな

その日、東京は、快晴でした



その原因は、ここ数日僕が日記に書いたように、「寒冷渦」

ほぼ、断定してよさそうです

明日、東京は雨が降りそうにないから

天気の周期変化が崩れそうだから

あの日の青森などの暴風の原因が「寒冷渦」なら、明日東京が晴れそうだというのに理屈が合います











別名がたくさんあります

「寒冷渦（かんれいうず）」

「寒冷低気圧（かんれいていきあつ）」

「切離低気圧（せつりていきあつ）」

「ブロッキング低気圧」



先日、「北半球の中緯度地方の春（秋もですよ）には、東西に地球約３０，０００ｋｍを、気圧の尾根と谷が５つ程度、波打っている」
と書きました



その波が、そのまま西から東へ流れてくるのが、普通の状態です

ここ三週間ほど、そういった普通の状態だったのだと思います




その流れを「寒冷な」「渦（低気圧）が」「波から切り離されて」「次の波をブロックしている」ような状態

それが、「寒冷渦」

上記の状態なので、上記のとおり別名がたくさんあります






回り続けているコマが、横移動しないで、一ヶ所で回り続けている

そんなイメージでいいと思います













地球の（宇宙の）当たり前として

「異なるもの同士が接触すると、混じりあおうとする」

法則があります



暖かい空気と、冷たい空気

湿った空気と、乾燥した空気



暖気と寒気が、南（暖気）と北（寒気）という水平方向で混じりあおうとする
それが周期的に、総観的（地球規模）的に

それが、春や秋の普通の状態です



暖気と寒気が、下層（暖気）と上層（寒気）という鉛直方向で混じりあおうとする
これが周期から切り離され、ある一箇所のみで

これが、寒冷渦などの時の現象です

（ちなみに、真夏の夕方の夕立も、理屈は同じ。鉛直方向の気温差が原因です）





対して、気温は同じぐらいなのだけど、湿度の差が主原因で雨を降らせるという特殊な現象の代表選手が、「梅雨」

太平洋の高湿度と、アジア大陸の低湿度
この両方に起因する異なる空気の塊（気団、と言います）が混じりあおうとする

梅雨の時って、太平洋とアジア大陸の境界線に、斜めに１０，０００ｋｍぐらいという長距離に渡って、梅雨前線（停滞前線）が伸びているのですよっ












とにかく

違う空気が混じりあおうとする時に、地上に降水









特に何事もなければ、周期変化

北半球の中緯度地方に約５つの尾根と谷、横移動の速度は１，０００ｋｍ～２，０００ｋｍ／２４時間

だから、雨の周期は、約３日ごと



これを崩す原因のひとつが、寒冷渦

まさに、今回の現象
（恐らく、ではありますが・・・）
















文章長かったなぁ
スマン・・・


でも、もし、しっかり読んで、何となくイメージができたら

脳みそ進んだ！って面白く感じることができたのでは？？？



まさに、劇的な時

明日、恐らく東京では雨は降らないであろう、その地球規模での現象
（言い方が逆かな？　地球規模での現象をブロックしている、極東に出来た寒冷渦の力強さ！の方が適切かもね）



















昨夜、やっぱり寝ずにパズル（笑）
３時に寝ました（アホ）

起きたの遅く、朝パンを食べた後の昼飯は１４時３０頃にカツカレー

その後１８時頃にすたみなライス肉増し飯増し

これしか食べていないのに、腹いっぱいで、脳みそ動かず・・・

歳かな（笑）



さっき、久々、長時間シャワーを浴びて、暖まった♪



２３時５９分