- 名前
- てんちゃん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- プロフ見て気になりました・・・そんなアプローチメール、信じられません。 年寄りは警戒...
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短編小説・・・・3
2009年04月17日 21:10
死体のそばにはハンカチが落ちていたらしい。鑑識が指紋を調べるらしい。
それ以外は前日の雨に流されて、足跡も良く見えない。
そんな時茂みを捜索していた捜査員から大声で「ナイフが落ちています!」と声があがった。凶器は見つかったのかな?指紋はどうだろう・・
財布類がないから物取りか?しかし違和感がある。争った形跡もないしベンチに倒れるような姿。それよりあの、ほっとした安堵感のような顔はなんだったのだろう。
後は初動捜査班、鑑識に任せて、とりあえず西新宿警察署に戻ることにした。
課長の判断の元、ガイシャの身元の確認、目撃者探し、凶器の出所・・いくつかに別れて、俺は福永と共に名刺の会社に出向いて、ポラの写真から本人の確認を得て、自宅を尋ねる事となった。
会社は神保町。これも車より都営新宿線のほうが早いので、二人で電車に乗った。
車内で俺の疑問をぶつけてみた。
「お前はどう思う?あの顔は物取りではないな。間違いなく顔見知りだろう。」
「そうですね、私もそう思います。でも財布がなかったりしているのはどうなんでしょう?」
「犯罪を複雑化させる知能犯かも。それにしても現場で見つかった凶器が本物ならよくわからん。」
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