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季節を楽しむ時間の過ごし方~百人一首の世界観から 学ぶ楽しみ~

2009年04月06日 15:10

春の風は 冬の風よりあたたかくて
適度に水の気が混じった風は

柔らかく 心地よく
今佇む自分の横を通り過ぎてゆく

目を刺す程に・・・とはいかない 明るくて綺麗な日差し
澄み渡った空の蒼に白い雲は

どんな画材を用いて描いても出せない
パステルの美しさ
ーーー

外に出るのが一番苦にならない季節。

寮内で洗濯物はいつも乾燥機を使っているので、たまには
お日様で干した布団や 日差しの下でせっせと皺をを伸ばしたり
風になびかせて自然と乾いた服なんてのがちょっと恋しくもなって

布団を外に干してから
洗濯をはじめて、換気しがてら部屋も掃除して・・・
一息ついてログを打ち出してから洗濯物を干して・・・

珍しくCDの音楽ではなく、
何が聞けるか解らないラヂオなんかを聞きながら

冷たく薄めた緑茶片手に
貰った甘納豆なんかつつきながら ぼんやり過ごす。
(↑お婆さんみたい;)



※本当は↓

(朝入れたお茶がもの凄く濃くて(苦い 渋い 不味い)
何度も薄めてながら飲みしつつ
喉が痛いので甘い物(糖分の多いもの)で喉を潤そうと思った・・・)

と言い換えればかなりつまらないのですが;(失笑;)

でも、書き始めの短い詩は
布団干しに外に出た時感じたものをそのまま即興で作った感じです。
タイトルつけるなら「Color」って感じですね。
春っていう四季から感じる「色」や「トーン」っていう感じで^^

今日は出かけたい気も山々ですが、
折角だから最低限の事しかしないで過ごす日常っていうのを
噛みしめてみよっかな?なんて。

仕事が無い!お金が無い!
→求人しきゃ 早く稼がなきゃ!

・・・ってのが毎日だと、精神病むんで(ー"ー;
仕事をしてたら気づけなかった 楽しめなかった
一日の時間を贅沢に使いまくる。っていう

休日ならではの楽しみ方。

遠出しての旅までいかずとも、
ぼんやりと季節を感じて楽しむのも日常的に出来る事では無いので。

日差しのあたたかさを感じつつ
時折優しい風に吹かれ
次々と変わるラヂヲの内容だけが時の経過を告げるみたいに
のんびり・・・と。

その内風が冷たくなって 空の色が変わりはじめる
昼から夜にかけての夕暮れの空は

必ず違う色のグラデーションを作るから。

夜空に星や月が浮かぶのを確かめるまで

いろんな事を考えて 見直して
身体全部で季節を感じながら
ネガティブに沈んだ心を癒しながら

過ぎゆく時と 移ろう空に任せておこうかな?位な気長さで。

目に映る いつもの景色も観察してみると何か違う。
そんな風な時間の無駄使い。

それでも 結構気持ちにゆとりが出来るし いいもんですね。
お金の出費もありません。こういう過ごし方には^^

時間は大いに使っても困らないんですね。
お金だったらすっごく困るのに・・・

今 生きていて
無駄に使える時間がある事が 本当は凄い贅沢なのかも。

昔の人は本当に賢く 楽しく
生きる知恵を心得ていたのだろうな。と 思えたり。
ーーー
歴史という科目を学ぶのは嫌いでも
関心する事は結構多くて特に好きなのが平安時代

遊びやお洒落 一日の過ごし方とかいろんな意味で
今でも十分楽しめそうな部分が多いのがこの時代だと思う。

因みに現代の遊びに置き換えると
蹴鞠サッカー

短歌 長歌 和歌 俳句・・・等
→音楽(歌)小説(文章)漫画アニメ(描写)等

香→アロマセラピー 香水
灯り→キャンドル

かつては花なんかをお洒落の一環として身につけたりしたそうですが、
今はいろんなアクセサリーもあるし、
結構歴史上の事でも現代に近いものとか同じ事が多いのもまた面白い

あの時代 お風呂というのが中々入れませんから、
女性は特に髪や衣服に香の匂いを染み込ませていたんだとか。
その為 枕に香入れが付いていたりするんですけど

何で固い箱を枕にしてたのか・・・?
コレなら凄く納得がいきます。

双六囲碁もこの時代からあった日本特有の遊びですね。
今はお爺ちゃんの遊び・・・的なイメージが定着してますが、
これは女性もやってた遊びなんです。
あまりにも重たい着物を着てますから
きっと蹴鞠は無理があったんじゃないかな・・・;と 思いますけど。

激しい動きが出来ない分
女性の遊びは決まって室内でも可能なものになっていたのでは?と

外を眺めるでも、詩を書くでも
室内で可能ですし。
香当て(香道)扇投げも少ない動きで済む遊びですからね。

健康的と国内国外問わずふくよかな女性がモテた時代。

多分その時代にいたら
今の人は骨と皮みたいに見えるんでしょうね;
最近の人は凄い勢いで細くなってますから・・・;
ーーー
と、まあそんな風な感覚で無駄にお金をかけないで
昔の人の楽しみを取り入れてみたり 考えてみて再現 体験するのも
また一興ですね。

桜に限らず花見なんて
四季折々の花でやれていたんですから。

酒の肴に月や星
夜空を楽しむ月見や星見。


因みに梅雨という言葉は無かった時代。
(季節の節目は全て節分とされたり)今と季節感もズレていて、
桜が盛りの頃には今で言う初夏にあたり、

桜が散ったら夏としていた様です。

正月を新春とするのは新年の明けから季節のはじまりとされたから・・・で
梅とかは春の花に該当します。)

「君が為 春の野に出て若菜摘む・・・」
一月から春って・・・;
袖の雪を払いながらの花摘み・・・相当辛そう;


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sentfrom W-ZERO3

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