自分で限界を作ってはいけない。

自分の限界としているもののほとんどは、

実は思い込みによるものかもしれない。




ある特定の事柄について、

それを不可能であると信じることがあるが、

それは自分でそう納得してしまっているからかもしれない。




ある実験で科学者たちが、

水槽をガラス板で仕切り、

そこに二匹の魚を入れた。

そのうちの一匹が、

もう一匹を餌食にしようとしていて、

最初、捕食しようとしているほうの魚は、

繰り返しガラスに何度もぶつかっていたのだが、

しまいにはあきらめてしまった、

とのこと。




それからしばらくして、

ガラスを取り外しても、

二匹とも、

ガラスで仕切られていた元の場所で、

それぞれおとなしく泳ぎ続けていたらしい。





人間も習慣の生き物だ。

時には自分の限界を試してみなければならない。

成長し、

物事を上手に処理できるようになるにつれ、

以前は制限していたものが、

今はもうそうではなくなっているかもしれない。




たまには生産的な空想の時を過ごし、

「何でも望むことができるとしたら、何をしたいと思うか」

ということを考えてみる。




明確かつ価値ある目標を設定し、

それを達成するための計画を立てれば、

自分の夢が実現の可能なものであることに気づくだろう。




いや、

夢は実現させなければならない。