義姉２。息子の家出。。。

兄の息子は、二人います。
計算高い兄とのんきな弟。
私の可愛い（？？）甥っ子達です。

上の子が２２歳の頃だから、今から３年ほど前の話になるのでしょうか。
この２２歳。大学を卒業してすぐに、自動車整備の仕事を自営ではじめた。

リ～ン、リ～ン。「はい。○○です。」
電話の向こうから義姉の大きな高い声。
かなり慌ててる様子。

「えりちゃん、えりちゃん。。。大変。いなくなった、どうしょうか？」
何のことか、さっぱりわからない（？？？？）
「落ち着いて。ゆっくり話して。」
ゆっくり聞いてみると。
息子が家に帰って来ない！と大騒ぎしている。

「一日くらい外泊したって騒ぎなさんな。」
「い、いや。３日ほど帰って来てない。」
「ほう。」
「どうしょ。警察に捜索願い出そうか。」
「携帯は？」
「つながらない。電波の届かない。。って言われる」
「うーむ。お兄ちゃんはどういってはるの？」
「知らないって。そのうち帰ってくるやろって」
「まあ。もう大人やしな。」
「そやけど。三日も家開けたことないし。
お風呂とご飯は帰ってくりし。」
「○○（弟）には聞いてみた？」
「なんもしらんて。。」
当時、高校生の弟は、超のんきもので、人のことは無関心。
「職場たって、一人やしなぁ。」
「うんうん。どうしょ。。。」
「お友達には？」
「Ａ君には連絡してみたけど。お母さんが出てきて旅行中やとか」
Ａ君は、行方不明者の親友。
「他のお友達は？」
「知らんのよ。他の友達の連絡先」
「・・・困ったね。」

「記憶喪失とかなって、行き倒れてたらどうしょ？」
「き、記憶喪失。。。」
話が飛躍しすぎてるし。。。

「彼女んとことかに泊まってるんちゃう？」
「彼女、最近変わったしなぁ。連絡先しらんねん。」
「もしものことがあったら心配やな。」
「警察に行こうか。」
「お兄さんに相談してからのほうがええよ。」

結局。
捜索願いは、暫く待ってみるという結論になり。

それから２日ほど経って。
行方不明者が、大きなトランクを抱えて帰ってきた。
「えーー。グアム行くっていったやん！！」
海外旅行かい！！
Ａ君と一緒にグアム旅行中でした＾＾；
どうりで。。。携帯つながらないわけだ。。。

義姉には、グアムへ行ってくると伝えていたそうです。
「おかん。お土産買って来いって言ってたやんか。」
「そ、そやったかいなぁ。。」
「まったく。。息子の話をちっとも聞いとらん」（苦笑）
（いやいや。息子だけでなく、人の話をちっとも聞かない義姉です。）

行方不明者よ。
母親だけでなく、父親にもちゃんと言って旅行しようね。
でないと。。。
捜索願い出されるところだったぞ。（笑）

こんなことが、年に数回起こる。

兄が死にそうだ！と夜中に電話。
慌てて言ってみると、飲みすぎてひっくり返っている男が１名。
（ほっとけば、次の日には生き返る。）
　
愛犬が逃亡して、探しているうちに自分が迷子になる。
「ここどこやろ。迎えに来て。」
（ここどこ？を知りたいのはこっちの方だ。）

この手の話題には、ことかかない。
でも。。。憎めないのよね。この人。。。

大騒ぎした次の日に。
スーパーの袋に日用品いっぱい詰め込んで、我が家にやってくる。
「ごめんねぇ。。。」
いいのよ。おねえさん。
私は、あなたのことが、ダイスキですから。
これからも、大騒ぎしてね。（笑）