- 名前
- みんきー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
めんどうな上司
2008年08月30日 23:22
上司ってのは大抵は面倒なものです。
金曜も、その面倒の例を1つ。
明日の日曜、うちの会社では電気設備の定期点検があるので停電です。
なので、計算機の類は金曜の夜に電源を落とし、月曜に立ち上げます。
実験装置や大事な計算機など、「こいつはどうしてもずっと通電しておかないと困る」というものは、部署ごとにまとめて部署の予算で「これだけ電源確保してください」と事前に申請するようになってます。
会社のメインの計算機は、こうした予算を組んで動かしていますが、部署ごとの小さな機械(って機械の大きさはそんなにかわりません♪)は、日曜の昼間のためだけに、電源を手配するようなことはしません。その位我慢できるでしょ、ということです。
今週は高知へ行ってたので部内にお触れを出し忘れていましたが、うちの部署のマシンは金曜の夜に落とすから「インターネットが動かない」(変な日本語です!)とか騒がないように警告メールを流しました。
しばらくすると、来ました上司。少し予想はしてましたが、やっぱりきたか、と思いました。大体用件は想像できましたが、的中。
「月曜から、大部隊でヨーロッパの展示デモに出発やから、直前までバタバタするやろうから、計算機落とすの土曜の夜になんないかなぁ」
これは願望でも質問でもなく、要請です。
「日曜は停電だから落とさなくてはいけません」
「日曜はしゃあないが、土曜はええやろ?」
「私は明日来ません」
「誰か他に計算機を落とせるやつはおらんのか」
「○さんと×さんならできるでしょう」
「○を呼ばんか」
「さっき自分が担当している機器を落としに行きましたから、あした落としてもらうのは無理かと」
「なんでや」
「○さんに聞いてください」
…(ここで不幸にも飛んで火に入った○さん登場。必死に明日の夜は会社にいないと説明し、魔の手から逃れる)
「×さんは?」
「あいつは妻子がおるからダメや」
(心の声:は??そんなアホな)
「リモートから落とせんのか」(要するに会社に来ないでいいから自宅からみんきーが落とせ、ってことです)
「ちゃんと落ちたかどうか確認できないので危険だから嫌です」(万一手順を間違ったら落とせなくなるから、土曜の夜中か日曜の早朝に会社に来ないといけない)
「会社の近くに住んでるやつに落とし方を教えろ。誰ならできそうや?」
てなわけで、突如△さんに白羽の矢が立ち、上司が直々に内線電話をかけて召集。私も△さんに落とし方を教える羽目になりました。
私は十中八九、計算機を落とさない理由はイベント隊が出発するからではなくて、自分がメールを読み書きしたいからだと思ってますが、どうでしょうか。
こんな時、2年前までは「エース」の子がいて(土日もよく出入りしています)、「僕が落として、停電終わったら立ち上げときます」とやってくれてたのですが。
△さんは、説明してたら「僕には無理です」と言い出すし、まったくいい迷惑です。だいたいこれだけ携帯の普及した現代で、メールじゃなきゃダメなことなんてないでしょう。
海外から来るかもしれないけど、そんな出発直前の週末に来たって「知らなかった」ですむことでしょう。
でも、この辺のことは何を誰に言ってもムダなので、無理という△さんに無理やり「じゃ、乱暴だけどこうやって」と教えておきました。
もちろん、△さんに「ということは、俺に明日の夜中に会社に来い、ということか?」とは言いませんでした。言ったらみんなが不幸になるだけですから。
そうそう、失敗してもいいように△さんを安心させるつもりで「最悪いきなり停電になっても99.9%は大丈夫だと思う」といったら「それなら何もしなくてもいいじゃないですか」と言い返して来ました。
この時はさすがにムッとしたので「でもその0.1%にあたると被害は大きいし、1週間はネットにつながらないよ」と答えたら「僕はそれでもいいです」といいましたとさ。
彼はよその部署と掛け持ちなので、最悪の場合でもそっちで仕事ができるからでしょう。相当仕事を振られてヒィヒィ言っているはずだから、ここはぐっとこらえて「△はいいけど、私が困る。どうせ上司は『何やってんだ、早く動かせ』というのは目に見えてるから」くらいでやめときました。
大人の対応ですかね。人間疲れるとイライラしてくるのは経験上分かってます。
他にも金曜はもう1つ上司ネタがあったけど、結局のところ「間際になってわがままを言い出して周りに迷惑をかける」という点では同じことでした。
こういうのが「面倒な人」なんだけど、本人には自覚がありません。むしろ、なんで回りは面倒を見てくれないんだ?くらいの愚痴をこぼしてます。俺が若い頃はどんなことでも上の意向を聞いてからやってた、そうです(飲み会も必ず誘ってたそうです♪)。
「それじゃ、現代ではKYです。時代が変わったのにお気づきになりませんか?」
といいたいのをぐっとこらえましたとさ。あーあ、なんか典型的な中間管理職の悩みみたいな一日でした。
因みに、上司には男の子が二人います。上の子は大学院生だったかな??この子らが結婚したらどんな舅になるんだろう?舅が原因で破談や離婚にならなきゃいいが、とかよけいな心配をしました。
おかげで帰りが遅くなり、しかも通勤に使ってる京葉線は落雷の影響で遅れまくって、散々な1日でした。
***
今日の一言:「やばくなったら混乱させよ」
将棋でも「苦しい時は戦線拡大」といいます。やばくなったら、あちこちに火の手をあげておくと、どれが本命の火の手かわからなくする効果があります。
浮気がばれそうになったら(ばれてからではダメ)、早めに対象を増やしておくと、本命以外との浮気のほうがばれて、そこで別れてめでたしめでたし、とできる…かもしれません。真似して失敗しても責任はとれませんからあしからず。
***
今日の画像は、私のイメージしてた「はりまや橋」です。これなら「がっかり」にふさわしいでしょう☆
昭和23年改築だそうですから、戦争で被害を受けたんでしょうか。ちなみに、市電の奥、柳に隠れている大きな時計は、毎時ジャストに音楽とともにあやしい仕掛けが動きます。
このデジログへのコメント
せりなさん、コメありがとう。
上司の上司は今の上司ほどガキ大将ではない…と思います。
昔は日本人が皆1つの価値観を共有していたのでしょう。気に入るかどうかは別にして♪
コメントを書く