複雑な思い

夜勤明けである。

本業のお盆休みを利用して、しばらく空けていた
アルバイトの方へ顔を出してきた。どうやら人が
慢性的に足りないらしく、他の店舗からヘルプが
来ている状態。８月は外すつもりだったが電話で
何度か頼み込まれ、今更『休みたい♪』と言える
雰囲気でもなかった。

内容は、いわゆるカラオケ屋である。
全国チェーンなので、ある程度マニュアルもしっ
かりしていて、サボれるような環境ではない。

かれこれ、カラオケ屋に３店舗ほどアルバイト
経験を持つが、家族経営でやっているような
小規模の店ほど融通が利いて、面白みがあった。
フロント・レジから調理・提供まで一通りの接客
をこなすから、自然と客との距離も近い。
　ヒマな時は、仲間と話し合って『効率よく』働く
手段を練る。（まぁ、結局サボることになるが）
　マジメに仕事をしていても、有線から最新の
音楽情報を手に入れることができる（しつこい
くらいに）

というわけで、この職種はとても気にいっていたのだ。
（あくまで、アルバイトとしてだが）

今の職場はどうだろうか。
確かに忙しく体力的にキツイが、そんなことは
全く問題にならない。それよりも、たいていは
夜勤なのに【男】が自分【一人】である、という
ことが少し悪循環になっている気がする。。。

【ハーレム状態】じゃあないか、って！？

いやぁ、それは隣の芝生でしかない。
ひとたび一日の業務が終われば、【派閥】同士の
小競り合いやら、上司に対する愚痴が火を噴く。

自分は、なるべく中立で波風がたたぬよう、
ササァ～っと着替えに逃げてしまう。
【さわらぬ神にたたりなし】がいつも頭をよぎる。。。

『どうして、オンナという生き物は他人の噂話やら
誹謗中傷が好きなのだろう・・・』

うーん、ここまで書くと完全に世の中の女性を敵に
回してしまうのだが、自分にはそう見えるのだから
どうしようもない。

着替えてる最中も、『あ"～、今頃俺のミスで盛り
上がってんだろうな』、と自分が持つマイナス思考に
回帰してしまうくらい、精神的不健康な環境だ。

それでも、９月からは継続しようと思う。
今回のオリンピックで教えられた、
『メダルを獲った人は、必ず逆境を乗り越えている』
と言う松岡氏の言葉を信じて。

みなさんに夢があるように、
自分も明確な夢を持っている。有言実行の北島康介
には遠く及ばないが、とにかくあきらめずに自分を
鼓舞していきたいと感じた。