【オマエ】、が確認しろよっ

今日はツッコミどころ満載のネタがあるのでそちらを。

会社の近くにあるホームセンターで、買い物をした後の
出来事だ。レジに並ぶと前のおじさんが固まっているでは
ないか。よくよく様子をみると、じーっと手のひらのお釣り
を覗き込んでいる。どうやら店員が計算を間違えたのだと
すぐに気づく光景だった。

【おそらく、店員が気付くまでねばるつもりだな。】

さっさと伝えれば済む話なのに、そのおじさんはとにかく
自分の手のひらだけをひたすら覗き込んでいる。
気が弱いのか、お人好しなのか。自分には店員の力量との
間で【駆け引き】をしているように思えた。
ようやく間違いに気付いた店員が正しい金額を渡し直すと、
そのおじさんは憮然とした表情で早足に帰っていった。
どうやら、その店員はまだ新人のアルバイトのようだ。

　目の前でそのような光景を見ていたから、当然概算を
出しながらいつでも対応できるように順番を待っていた。
そしたら・・・
やっぱり、である。

【また、間違ってやがる。。。】

明らかに金額が違い、しかもレジの画面で２個買った商品が
３個打っているではないか。（判り易いミスでは？）
そこで自分は、先ほどのおじさんに習い、苦笑いでひたすら
立ち尽くすことにした。ここであからさまに注意しては、
おじさんの【ガマン】が無駄になると感じたからである。

最初、その店員はきょとんとしていた。なぜこの人帰らない
のだろう？？？と言わんばかりの表情だ。
おそらく、後ろの客も再び自分と同じことを連想したに違い
ない。こちらもひきつった苦笑いを浮かべながら持久戦に
も耐える意気込みを見せる。

すると店員が間違いに気付き、お釣りを渡し直して一言、
店『ご確認くださいませ～～～♪』
・・・・・
・・・
・
これには言葉も失った。
【こっちのセリフじゃボケ！！！】と心の中で叫びながら、
かすかな謝罪の言葉に期待した自分を悔やんでしまった。

いくら接客用のマニュアルを覚えさせられたからといって
も、それは無いだろうに。。。そんな、薄っぺらな言葉で
何が伝わるというのか。

ファストフード店の挨拶もちょっと気になるときがあるが、
マニュアルだらけの世の中に【恐怖】を感じる一幕だった。