シロと犬嫌いの通行人達…

とは、でもいろいろあった。確かに犬嫌いのひとからすれば、不愉快なだけなんだろう。だって、公道をただ歩いているだけなんだから。でも、犬は敏感。犬嫌いが不快感や恐怖感を抱きながら歩いて来て。それが例えば微妙に冷や汗をかいていたりする。その匂いを犬は嗅ぎつけたりする。で、犬にとってはそういう匂いを出す対象が自分にとっては敵対的で危険な存在だと認識。吠えかかる。これは、不審者なんかに対しても同じ。知らず、そういう人間も犬に吠えられると言う警戒感から、冷や汗をかいていたりする。その匂いが犯罪者臭として犬が認識、反応する訳。だから、警戒感を感じていないひとが通っても犬はあまり反応しないはず…
で、シロなんだけど。飼い主の身勝手な親心は際限なく。とにかくカラダの大きくなったシロを庭でのびのびさせてやりたいと。庭はそこそこ広かったし。ついには、４メートルのケーブルのリードに繋いだ。それを更に。ランニングケーブルを作って。それに４メートルのリードを繋いだ。もう、庭中らくらく動けるし。顔を生け垣から道路に出せるように。で、シロにまつわるいくつかのトラブルが。鼻をケガしていた時があって。近所に…