なんかシロの性格の悪さが…

見え始めちゃって。小さい犬に会うと威張って飛びかかろうとするのはまだある意味仕方ないにしても。問題は自分より大きな犬に出会った時。シェパードとかゴールデンとかね。地面に伏せるようにしてファイティングポーズはとるんだけど。なんと飛びかかるどころか人の陰に隠れる。飼い主の自分を盾にしようと言う訳。で、しかもすれ違いざまシェパードとかに完全な上から目線で冷たく見下ろされたりして。まったく相手にされていない。で、で通り過ぎたあと振り向いて飛びかかろうとする。もちろん反撃されないだけ十分通り過ぎたあとに。あーあっ、大丈夫？って感じ。こう言う情けない性格はその後ますますはっきりとして更に腹黒さが増し、死ぬまで直らなかった。その情け無さは倍加したけどね。
ただ、足はしっかりした犬。散歩の度にそれはまざまざ思い知らされた。とにかく散歩の半分は走った犬。走りたくて走りたくて仕方ないみたい。あとの半分も疲れた訳じゃなくて。草むらの他人、いや違う他犬情報をクンクンしたり。もぐらやカエルを追っかけるためにね。この頃からハンターの本能が目覚め始めたみたい。モグラの穴を探りあて鼻面を突っ込んで…