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祇園祭(その3)

2008年06月05日 16:21

2.情緒を目と耳で味わう

祇園祭のお囃子に続いて、もうひとつ素敵なのは、山や鉾の駒形提灯です。
山鉾巡行の時の華やかな彩と祇園囃子の賑わいは最高ですが、それに負けないくらい情緒を醸すのは、やはり駒形提灯と山や鉾を取り囲む人々の賑わいの音です。

長刀鉾、函谷鉾、月鉾の並ぶ東西ラインの四条通室町通りや新町通りの南北のラインは、代表的な鉾や山があって人が集中します。
祇園祭の賑やかな雰囲気を楽しむときは、四条通り室町新町通りをお勧めします。
静かな雰囲気と情緒を楽しむ方には、中心から離れた山や鉾をご覧なることをお勧めします。

≪提灯の灯火は祇園祭の最高の風情≫

京都の7月は暑くなります。陽もかげり爽やかな風が吹けば暑さもしのげるのですが、京都の街並み、特に路地に入ると風が通らないところもあり、その暑さが増すような感じです。

そんな中で、祇園祭の時期が来ると、山鉾町の町屋の店先には提灯が掲げられ、宵闇の迫る路地に独特な風情を現し、その灯火を見るとほっと一息を着くような、暑さを忘れさせるものがあります。

鉾建てが始まる10日から14日の間なら、烏丸駅周辺を歩くと祇園囃子が賑やかに耳に入ります。
月鉾、函谷鉾の並ぶ四条新町通りから南に一筋目の綾小路通り、二筋目の仏光寺通りを東西に歩くと、細い路地に山が建てられそれに沿って駒形提灯が建てられます。

7月14日京都で言う宵宵宵山には山鉾の駒形提灯に点灯されます。

広い四条通りを離れ、裏通りに入ると、耳元に残るコンチキチンと遠囃子の余韻とともに、駒形提灯の灯りが、夕闇の迫った路地ぼんやりとした印象ながら、連なった駒形提灯の華やかさが際立って目に入ります。

それぞれの山鉾町では祭の準備が進み、鉾町独自の厄除けの粽(ちまき)や厄除けの御札などが鉾宿の店先に並べられます。周辺のお店では祇園祭にちなんだ商品などやバーゲン商品なども飾られます。

周辺を行きかう人々の賑わいとともに、子供達の粽を売る京都弁の言葉が耳に入ってきます。
その風情は写真や絵では味わえない臨場感があります。

それらを目と耳で追いかけていると蒸し暑さがどこかに吹き飛んでいってしまって、祇園祭の風情と京都の歴史を感じさせ、何か遠い世界、懐かしい場面(シーン)を思い出したような雰囲気になります。

このデジログへのコメント

  • MIU 2008年06月05日 16:42

    はじめまして。

    なつかしいです。当時付き合っていた彼に連れて行ってもらった想い出があります^^

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