Skypeの事

3年程前に別のサイトに居た頃、そのサイトは国際的なサイトで他国でも大勢の人が入会してた。
ある日一人の中国人女性からのアプローチが入りました。
彼女は上海在住で、自分のビジネスをしているとの事で日本語が大変上手で日本人と言われても信じられる位だった。
1,2回サイト経由でメール交換後直メでやり取りが始まった。
数通目で彼女がSkypeを知っているかとの問いに、私が知らないと言うと入会も簡単で無料で会話が出来るしIP-phoneより音質も良いから入らないかと誘われました。

私は彼女からの指示があったプロセス通り登録を完了し、その場でチャットが始まった。
その後直ぐに近くの電気店でヘッドセットを購入し、私から彼女をコールした。
通常電話と同じ様なコール音の後直ぐに彼女が出てきた。
身近で彼女の肉声が聞けたのと、何よりその様な機能が無料で利用できる事への驚きが私を興奮させた。

その後彼女とは疎遠になりましたが、その頃仕事で韓国の友人とKDDI経由で時々電話してました。そして毎月4,5千円の通話料を払っていましたから、彼にもSkypeに登録する様進めましたが彼も私同様一寸Lazyなので中々登録せず、極最近漸く登録し今ではKDDIは全然使用しなくなった。登録当初は彼も興味があり何も用がなくても日に何度も掛けてきた。

ここ最近色々な知らない相手からアプローチが入ってくる。
一昨日も何人からか入ってきた。
モナコの女性、ドイツの女性、ロシアの男性、中国の男性、そして台湾からの男性。
勿論私は男性には興味はないし、英語以外の外国語はほんの少しの単語だけで電話で会話など出来ないから前部無視して出ませんでした。

ところが台湾の人からのはひっきりなしにアプローチが入り、
しかも完璧ではないが日本語で書かれてあったので承認し受診した。
始め日本語でのやり取りを少ししていたが、その内相手のメッセージに｢日本語は難しい」と書かれて来ました。

昔の台湾でしたらいざ知らず、今は英語が第一外国語で若い人では殆ど日本語を話せる人は居ません。
二年ほど前仕事で台湾に行った時、その事を痛切に感じました。街のあちこちには英語の塾が多く目に付き、短い滞在でしたが日本語の物は見ませんでした。それより飛行場内ですら全く日本語は通用しなかったのには、時の流れの大きさに改めて感じざるを得ませんでした。

私が「英語は出来ますか」と打つと「Yes」との返事で、それからは英語でヘッドセットを持っているかと聞き、一寸待ってと言い、暫くすると何やら小さな声や周囲の雑音が聞こえてきました。

小さな声ではあったが、その声は明らかに若い女性の声で、
｢貴方は女の子ですよね？」
「そうです」
「Profileには男になってましたよ」
「私の友達です」
そして暫く色々話してましたが、段々音声が途切れがちで、
「そちらのヘッドセットの状態が良くないのかな」
「一寸待って」と言ってから暫くはチャットでの会話になった。

彼女も初めての様で私と会話できた事に喜びと興奮を覚えたようで
｢明日学校へ行って皆に話すんだ」と言って分かれた。

上手く使えば本当に便利な物だなとつくづく感じさせられたものでした。