トレード成立

以前から噂のあったトレードが決まった。



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日本ハム・金村、阪神にトレード…中村泰と交換
2007年11月6日（火） 8時1分　スポーツ報知

　阪神が念願の先発右腕を手に入れた。５日、中村泰広投手（２９）と日本ハム・金村暁投手（３１）の１対１の交換トレードが成立し、両球団から発表された。今季、規定投球回に達した投手のいなかった阪神と、左の中継ぎ不足に悩まされている日本ハムの思惑が一致した。

　金村は０２年から４年連続で２ケタ勝利を挙げるなど、日本ハムのエースとして活躍してきた。だが、０６年９月２４日のロッテ戦（千葉）の５回、３点リードの２死満塁で交代を命じられ「あんな采配はない。絶対に許さない」とヒルマン監督を痛烈批判したことで、球団からプレーオフを含む公式戦の出場停止と、罰金２００万円の処分を受けた。復権を懸けて臨んだ今季も５勝６敗、防御率４・７３に終わったことと、若手投手の台頭もあり、余剰戦力となっていた。

　阪神はシーズン中から水面下で金村を調査。「肩とひじが問題やな」と岡田監督は話していたが、問題なしと判断した。沼沢球団本部長は「先発の１人として考えている。３１歳ですし、まだやってもらえると考えている」とローテーションでの活躍を期待。来季、３年ぶりのＶ奪回を目指す岡田阪神に、実績十分の右腕が加わった。

　日本ハム・金村暁投手「日本ハムに獲っていただいて、全身全霊を尽くそうと思っていた中で、このような形は本意ではない。ただ、球団には感謝してます。（阪神で）フル回転できるように頑張ります」