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「衝突回避は不可能」

2007年11月03日 21:09

 横断歩道の無い場所から飛び出した女性を乗用車ではねて死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われていた男性に対し、札幌地裁は一昨日無罪判決を言い渡しました。

 衝突を避けることができたかどうかが争点だったらしいのですが、「女性を発見してから衝突までの間に、被告が車を停止できたとは断定できず、衝突を回避する可能性があったとは言えない」との事で男性に過失は無かったとしたものです。 

 これって今までの交通弱者保護や車を運転する者の責任という事で、無謀な歩行者自転車までもが異常に手厚い保護を受けている現状に対してはすごく画期的判決だと思うんですよ。

 今回の事故について自分は現場の道路も知りませんし、実際にどんな状況だったのかも知りません。それに男性についても『免許証の条件に反して眼鏡をかけずに乗用車を運転し・・・』と報道している記事も有るくらいですから、ホントのところは解りませんよ。

 



 確かに歩行者最優先ですし、弱者保護はとても大切な事ですよ。でも・・・実際に車を運転する人なら無謀な歩行者自転車に対して「危ないじゃないか!」と思った事は1度や2度では無いはず。弱者だからといって自分勝手にどんな行動をとっても許されるって事では無いと思うんですよね。

 いくら安全運転を意識していたとしても、どうにもならない場合だって有ると思うんですよ。「危ないじゃないか!」って場面だって、たまたま運が良かったでけで、1歩間違えれば事故になっていても不思議じゃ有りませんからね。

 車を運転する者、つまり強者の論理って言われればそうなのかもしれないですけど、自分だって車を降りれば歩行者ですからね。信号の無い所を横断する事だって有りますけど、ちゃんと安全確認くらいはしますよ。無謀に飛び出して車にひかれても自分が悪かったと思う気持ちの方が多分大きいと思いますよ。



 今回の判決は無謀な歩行者に対しそれを回避出来ない状況であれば無罪も有りうるって事。今までのように車を運転していて事故を起こせば無条件に過失が有ると決め付けられる訳では無いのですから、そういった部分では画期的判決だと思いますよ。

 今までは事故を起こして加害者って事になってしまっても、本当は車の運転者の方がよっぽど被害者だろうと思えるような事故も確かに有りましたからね・・・

このデジログへのコメント

  • ゆみ 2007年11月03日 22:52

    今までは一方的に車が悪いとしてましたのもね
    これからの判断は裁判でというケースが増えますね!

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