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プライベート・ライアン
2005年11月28日 17:13
「なぜ、新兵一人の救出に8人の命を賭ける価値があるのか?」
「なぜ、彼の命は我々よりも重いのか?」
1944年6月6日、ドーバー海峡に面した北フランスのノルマンディー地方に連合軍が敢行した第二次世界大戦の分岐点たる“史上最大の作戦”
ユタ、オマハは米軍、ゴールド、オードは英軍、ジュノーはカナダ軍の作戦地域、この作品の冒頭の部分、オマハビーチの地獄の戦いは75%(1000人)の死者を出しました
血のオマハビーチに上陸したのは、ジョン・ミラー大尉(トム・ハンクス)率いる米軍11個師団中ただ一つだけ戦闘経験がある(地中海戦で活躍した)第一歩兵師団でした
この映画では描かれていませんが、悪いことに上陸5分前に揚陸するはずの水陸両用戦車を5キロ沖合いで海に降ろしてしまったため27両(84%)が沈没しています
奇跡的に2両だけがたどり着いたんです
上陸用舟艇の開閉装置の故障で3両は無事岸まで送られました
工兵隊、砲兵隊も水陸両用車に装備を積み過ぎて沈没させてしまい装備をほとんど失っていたんです・・・(^^;
米軍は海岸の障害物や地雷の除去を人力でやらねばならず被害が続出!
障害物をブルドーザーを使いましたがドイツ軍の銃撃、砲撃ですぐ破壊されてしまいました
なので、作品の中でミラー大尉らが走っている所は実際は地雷原なんですね。。。
上陸した米兵らは上陸用舟艇が開いた瞬間から機関銃で蜂の巣にされます
艇から飛び降りて溺れていても水中でも容赦なく銃弾が突き抜けてゆきます
味方の血を浴びながら砂浜に辿りつくと辺りは味方の死体が山積み・・・
砂浜に散らばったはらわた
死体の中から見つけた自らの腕を拾い、生霊のごとく歩いている者
砲撃により下半身を失くしたまま叫んでいる者
隣に居た仲間が一瞬にして吹き飛ぶ光景・・・
そんな中、ミラー大尉らは3時間たっても突破口を開ける事が出来ず、夕方になってやっと海岸を確保する事が出来ました
海岸を見渡すと、バラバラに引き千切られた兵士の肉片、死体が、まるでゴミの様に散らばっています
そして海は見事に血で赤く、赤く染められていました
彼らを待っていた次の指令も過酷なものでした
それは誤降下により行方不明になったライアン一等兵(マット・デイモン)を敵陣から救出し帰国の途に就かせようというものでした
4人のライアン兄弟は48時間中に3人も戦死した事を掴んだ米軍上層部は生き残っている可能性の末っ子のライアン一等兵を救う事をミラー達8人に命じたのです
敵陣深くに探しに行った一行は途中悲劇に見舞われながら、冒頭の疑問を抱きつつも任務を遂行してゆくのです
この作品は色々な所で多くが語られています
アカデミー賞も採ったのでご覧になられた方も多いと思います
私が一番印象に残ったのは、8人の仲間達の中でドイツ語を話せるが為に連れてこられた実戦経験のないアパム
8人が任務中、ドイツ人の一人を捕虜にとった時、アパムはドイツ人を一人の人間として扱いました
そのお陰でドイツ人は助かったんです
でも、その後、この作品の最後の戦いで、そのドイツ人とミラー大尉の仲間の一人がナイフで殺し合いをする場面に遭遇するんです
仲間は助けたドイツ人に無残にも殺され、アパムは怯えながら側にいました
でも、そのドイツ人はアパムを見逃すんですね
なんて言うか。。。戦争の中での、人の狂気と人間らしさを見せ付けられた場面でした
まぁ、ホント色んな所で色々書かれちゃっていますから、私、書く事ないんですけれど、コレだけは書きたくて、題材に取り上げました!!
「プライベート・ライアン」
冒頭のオマハビーチの壮絶な地獄絵!!あれを観るだけでも価値はあります!!
何度観ても素晴らしい出来です!!
よくぞあれだけの戦闘シーンを撮った!!
このシーンを観て、スピルバーグを見直しました!!
もっと言うと、あのオマハビーチの地獄の戦いで、エンドロール迎えたらもっと素晴らしかったと思います!!(笑)
よくないですか?
この案??
あの音楽もなく、銃撃と爆撃音とうめき声だけの戦闘で映画終了!!
私はいつもあの冒頭のシーンしか観ていません!
だから、それ以上書けないんです☆
以上!
追伸!
この作品、ヴィン・ディーゼルとエドワード・バーンズ出てるんですよね~
(*^^*)
この二人なにげに好きです♪♪
このデジログへのコメント
なんかレビューが詳しいですねぇvvちょっと見てみようかなって思ったりv
私も見ました。
私はラストの橋のシーンが好きですけど。
しかし、アメリカっぽいって感じでしたね。
戦場の狂気の中での戦友を思う気持ちとか、責任感とか、その辺を描きたったんでしょう、この映画は。
ブログ見てくれてありがとう.これで一番考えさせられたのは上陸時の血に染まった海。
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