It Can't Rain All The Time～大震災に想う事～

この度

東北　関東の太平洋沖で発生した地震・津波で被災された皆さま

そしてお亡くなりになられた方々のご冥福を心より申し上げます

かんたんに尊いいのちが奪われ

アタクシは悔しくて悔しくてしょうがありません





連日の報道を観ると

この地震・津波は空前絶後の大災害で

アタクシのような小市民にはかんたんに言うべき言葉などみつからなし次第でございます





この大災害

アタクシが思うに

日本人を含め先進国が使ってきた

『予知』

『制御』

『想定内』

などの１７世紀の地中海世界からきた考え

『人間の思うがままに操作する』ということが

ある意味限界にきたという事を薄々感じるのですが。。。

どう思いますか？










被災地では今も余震が続き

ご遺体の数は日々１００　

いや１０００単位で増していき

避難所によっては　食料が一日一度配給されればマシなところもあるようで

栄養状態が悪化し

お風呂にも入れず

下着も取り替えられない

その上　燃料不足で満足に暖もとれずにいるそうです

そして　自分のいのち以外の大事なものを失くされ

将来の見えない心の不安が

更にストレスを増長させ

周囲が殺伐とした状況にあるところもあるようです

それがどんな光景かアタクシは想像すると本当に恐ろしく思います





海外からは

被災者の方々が子供やお年寄りといった

体力が少ない人たちを優先する

その心のエレガンスに賞賛が集まっております

それは日本人のもっとも誇るべき精神的インフラのひとつであることを日本中も再認識いたしました





アタクシは昔から

『価値観を共有する』

という思い込みと

『みんな仲間だ』的意識による人間関係って

まるで信じていないんです

なぜなら

そのような価値観は

その価値観を持たない人を排除しようとするでしょうし

そんな意識は事情が変わればあっという間に崩壊するからです





アタクシが信用できる関係は

様々な困難や苦境に直面しても

挑戦し　乗り越えていく経験を共に分かち合った人間同士で結ばれる関係

このような関係を作り出すのに

日本人の精神的インフラは本当に大きな資産だとおもいました





でも

この素晴らしい精神的インフラ

被災者の方々の避難生活が長引くにつれ

ストレスが極限に近づくにつれ

限界に達する日もそう遠くないような気もしております




そうなる前に

どうにか新しい生活の希望が見えるように

国民全員が協力して支援していければいいと心から切実に思う次第でございます





アタクシたち一人一人は殆んどの方が『微力』ではありますが

決して『無力』ではない

たとえそれが小さなことであっても

その想いが集まれば

大きな援助に繋がると思ってます





といっても

人に強要　強迫することではないですね

何をしたか

何をしていないかは

自分自身がいちばん分かっていることです





すべきことをして

したいことをする

そして

それを選択した自分に責任をもって進む自分でいたいと思っている今日この頃でございます





ひとまず

アタクシは今日までに１０万円程募金させていただきました

本当は今はお金よりも

食べ物や生活用品などを贈りたい気持ちでいっぱいなのですが

個人だとなかなかそこまで力が無いので

微々たるもんですが

被災者の方々の足しになればと思っております

アタクシも色々調べたのですが

この募金

被災者の方々に届くまで

相当かかりそうですがネ＞＜





首都圏では

計画停電が今年の冬も続く見通しだそうです

あの事故があっても

現場を見捨てず

被ばくする覚悟で立ち向っている方たちもいることを考えると

これはもう

放射能漏れと一緒に

日本人として甘んじて受け止めようと心に決めた次第でございます





恐らく

あの時あの現場を見捨てていたら

日本はもっと大変な事態になっていたことでしょうから