- 名前
- エンドウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 飲食店で激務の傍ら、休日は愛車と気ままなお出かけをすることが多かったのですが、最近は...
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エンドウさんvsストーカー
2005年11月27日 00:57
ストーカーって気持ち悪いですよね。
こそこそと私生活に干渉してくるなんて、完全に相手の気持ちを無視した欲望の押し付けでしかなく、迷惑極まりないことです。
主に女性が遭う被害ですが、男性とて例外ではありません。
かくいうエンドウさんも、一度だけストーカーのような奴に絡まれたことがあるのですよ。
一口にストーカーと言っても、定義があります。
そのあたりは警視庁のガイドラインを参照していただくとして、端的に言うならば「私生活に対する干渉や強要」でしょうか。これを「つきまとい等」と呼び、それを繰り返して行うことを「ストーカー行為」とするわけです。
警察はストーカーへの措置や援助を備えていますから、もしもの際には活用すべきです。
ただ、警察に相談したら親切に対応してくれたという人がいる一方で、邪険に扱われたという人もいます。ですから、実際問題、体勢がどのように機能しているのかは、落差があってわかりかねます。
参照 (http://www.npa.go.jp/safetylife/stalkerlaw/stalkerhomepage.htm)
さて、エンドウさんがストーカーと対峙したのは高校一年のときでした。
相手は同じ部活の同級生であるTさんで、明らかに俺に対して行為を抱いていることが言動の端々から読み取ることができました。しかし、失礼ながらあまりにも容姿が不細工だったので、部活仲間としては付き合うことはできても、女性として付き合うことは到底できませんでした。
加えて、最大の要因として、虚言癖があったことが挙げられます。
ちょっとした冗談といった程度なら笑って済ますことができるのですが、日常的に嘘八百を並べられると、さすがに辟易してしまいます。
「私、誰某に告白されて付き合ってるんだ」というのが時間軸を同じくして多数。
「誰某が私の家までストーカーしてくるの。どうしよう」と相談されたこともあります。
その、名前を挙げられた人たちはいずれもエンドウさんの友人なのですが、Tさんを嫌悪していましたし、性格的にありえません。また、遠く離れたTさんの自宅まで付け回すのは金銭的にも無理がある話でした。
今となってみれば、そうやって人の関心を引きたかったのでしょう。
本人から聞かされた身の上話ですが、容姿を揶揄の対象とされてきたそうで相当のコンプレックスを抱えていたと思われます。ですから、何とかして自分を肯定的に見てもらいたかったのでしょう。ただ、その方法がとんでもなく見当外れだったというだけです。
しかし、たとえそんな事情があろうとも、他人に迷惑をかけるような嘘をついてまで注目を集めようとする奴のことなんか知ったこっちゃありません。こちらは聖人君主ではないのですから、迷惑以外の何者でもありませんでした。
もっぱら友人が被害にあっていたのですが、ついに矛先がエンドウさんに向きました。
ちょうど彼女ができた時期だったので、それに対する嫉妬がTさんを突き動かす原動となったのだと思われます。
何かと理由を作って、正反対の方向であるエンドウさんの帰路についていこうとしたり、お得意の虚言を撒き散らしました。
「エンドウは私と付き合っていたのに、○○に盗られた!」
「この前、エンドウに告白されちゃった。どうしよう?」
もう、完全に整合性を無視した虚言が友達や、部活内に広まりました。
質の悪いことに、Tさんは思わず感心してしまうほど話し方がうまいんですよ。かの有名なアドルフ=ヒトラーのごとく、めちゃくちゃなことでも相手を納得させるような話術が、おそらく天然で備わっていました。
自分自身が虚言の種に使われたり、戯言を信じてしまったクラスメイトが彼女を責めるという見当違いな事件も起こり、ついに俺が爆発しました。
遠慮して誰も指摘せずにきたものを、叩きつけました。
「どういうつもりだ、嘘ばっか言いやがって。みんなお前のこと嫌ってるよ。いい加減にしろよ。まだ言うなら、もう俺にかかわるな!」
最後の言葉に甘さを感じましたが、傍で聞いていた知人からは言い過ぎとの非難を受けました。しかし、当然報いと言っても決して間違いではありません。
Tさんは「誤解だよぅ」と泣き出しましたが、構わずその場を後にしました。
被害に遭って困っていた友人からは、よくぞ言ってくれたと若干英雄扱いされました。しかし、Tさんの迷惑行為が沈静化したことが何よりも嬉しいものでした。
運命と言うものがあるならば、それは何とも奇妙なものであります。
三年生のクラスは忌まわしきTさんと一緒のクラスだったのです。
多少の時を経ているとはいえ、ストーカー紛いの行為を受けたエンドウさんの怒りはちっとも沈静化していませんでした。
かわいそうに、常に無言のプレッシャーを与え続けられたTさんはすっかり萎縮していました。しかし、次第にエンドウさんと同じ係をやりたがったりして、ついに帰路を追いかけてきました。もう一度、怒声を浴びせるときでした。
「なに馴れ馴れしく話しかけてるんだ。俺とお前の間には問題があっただろう。これ以上俺にかかわるな!」
・・・完全決着です。
軽微ながらも被害に遭った身としては、ストーカーは忌まわしき悪性です。
俺は少なくとも普通の女性よりは腕力のある男ですし、顔見知りの奇行ということで、正面切っての勝負をすることができました。
しかし、弱い立場にある場合は、直接対決は危険をはらみます。
それよりも、まずは力のある警察を頼ることが適当ではないでしょうか。
このデジログへのコメント
う~ん、なんかそのストーカーのコがある意味一番可哀想だよねぇ(^^;そんな風にしか生きられない何て
ストーカーと正面から対決したエンドウさんに拍手!!えりは学生時代女の子からストーカー行為されてた。
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