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塩野義上方修正 塩野義は意外性のある薬剤持っていますよ

2024年10月30日 10:52

塩野義は10/28の中間決算上方修正をアナウンス
その上方修正の背景には、非常に特異性のある重要な薬の販売が伸びている事が挙げられます。
ひとつはセフィデロコルという薬剤ですが、用途は多剤耐性菌ような治療が難しい
感染症に用いられています。
耐性菌は非常に厄介です。抗生物質が効かない細菌ですが、最近良く聞きますよね~。
抗生物質を投与しているとそれに耐性を持つ細菌がどんどん出て来ます。その多剤耐性菌に
効果がある薬剤は非常に貴重ですよ。
それなのでセフィデロコルは、FDA(米国食品薬局)EMA(欧州医薬庁)やWHOに必要医薬品リストとして
記載されています。
もう一つはHIVに効果がある薬剤が伸びています。
発症までの期間が伸びているHIVですが、人間と共存の道を歩んでいるようにも見えます。
ただ放置すればいずれ発症しますから、危険な病気であり感染が広まりやすい病気でもあります。
塩野義のHIV薬は特徴が素晴らしく、そのおかげでかなり伸びています。
世界シエア30%とも言われています。
その特徴とは、今までHIV薬を毎日服用しなければいけなかったのがたった6回/年で済むのです。
これだから売れますよ。
塩野義という薬剤メーカーは世界のメガファーマと比較すれば小粒ですが
非常に面白い薬を開発しています。
自分の販路で売るというより、世界の薬剤メーカーに薬を導出してロイヤリティを受け取るやり方をしています。無論日本では自社の販路でも売っていますけどね。
最近ではゾフルーザやゾコーバが有名です。
それともう一つ有望な薬は不眠症治療薬です。潜在市場規模は1兆円とも言われていますが
将来どれ位化けるか分かりませんね~。名前はクービビック錠(ダリドレキサント)
日本の製薬会社では塩野義、アステラス製薬武田薬品中外製薬株主になっています。
日本の製薬会社の中身を見れば、世界的メガファーマでは見られない特徴のある薬を開発していますから
株式時価総額で見れば世界十傑にも入っていませんが、決して卑下するものではありません。

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