- 名前
- 清英
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 美酒美食、好色好きなので一緒に居酒屋や料理店巡り、◯◯◯にお付き合いして下さる心優し...
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清風拂明月
2024年09月30日 04:39
本日の清英の書作品は
清風拂明月
清風せいふう明月めいげつを払はらう
情景としては、爽やかな秋風が雲を吹き払って、月を一層煌々と輝かさせている感じでしょうか。払うとは月にかかった雲を払いのけること。出典は「洞山録(とうさんろく)」
詳細記事
茶席の禅語選
https://zengo.sk46.com/data/seifumei.html
清風拂明月
清風せいふう明月めいげつを払はらう
『人天にんでん眼目がんもく』巻一
問、如何是先照後用。(中略)黄龍新云、清風拂明月。(中略)如何是先用後照。龍云、明月拂清風。
問とう、如何いかなるか是これ先せん照しょう後ご用ゆう。(中略)黄おう龍りょう新しん云いわく、清風せいふう明月めいげつを払はらう。(中略)如何いかなるか是これ先用せんゆう後ご照しょう。龍りょう云いわく、明月めいげつ清風せいふうを払はらう。
柴山全慶編『 禅林句集』には、「體が用となり、用が體となり、無礙圓融する」とある。【清風拂明月明月拂清風】
『禅語字彙』には、「本體が作用となり、作用が本體となりて、一方に固定せざるをいふ」とある。【清風拂明月明月拂清風】
芳賀幸四郎『新版一行物』には、「天空に皓々こうこうたる明月がかかり、虫声しきりな薄すすきの原を颯々さっさつと秋風の吹きすぎるという清夜の風情を叙したもので、一読、なんともすがすがしい名句である。(中略)まさに凡聖・迷悟などの一切を忘れ、内外ともに空に徹しきった、すがすがしい無一物の境涯を、月白風清の風景に託して詠じたものである」とある。【清風払明月 明月払清風】
このウラログへのコメント
|・ω・`)フムフム
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