- 名前
- 清英
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 美酒美食、好色好きなので一緒に居酒屋や料理店巡り、◯◯◯にお付き合いして下さる心優し...
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葛の花踏みしだかれて[-][-]
2024年09月09日 07:25
本日の清英の書作品は
【葛の花踏みしだかれて色あたらしこの山道を行きし人あり】
参加している書道グループの
本日のテーマです。
参考サイトより転載 https://tanka-textbook.com/kuzunohana/
現代でも人気の高い釈迢空(折口信夫)の歌「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」をご紹介します。
作者と出典
この歌の作者は「釈 迢空(しゃく ちょうくう)」です。歌人・釈迢空は、大阪生まれの国文学者で民俗学者として有名な人物で、学者としては折口信夫の名前で活動していました。
この歌の出典は『海やまのあひだ』です。
大正14年 (1925年) 刊行。この歌は大正13年 (1924年) に詠まれた歌です。連作「大正十三年 -五十二首- 島山」の冒頭にある、非常に有名な歌です。
現代語訳と意味 (解釈)
この歌を現代語訳すると・・・
「あざやかな赤紫の葛の花が 踏みにじられて、鮮烈な色があたり一面に広がっている。ああ、この山道を自分より先に通った人がいるのだ」
という意味になります。
人気のない山道をたったひとりで歩いていた釈迢空。ここまで歩いて、誰とすれ違うこともありませんでした。そこで見つけた、踏みにじられたあざやかな葛の花。ぐちゃぐちゃに踏まれて広がる赤紫の色彩と、甘酸っぱい匂いに触れたときの感動を、写実的に詠んだ歌です。
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