- 名前
- ペロ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 特になし
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第5話「偽り」
2007年08月07日 23:03
そして、彼女の実家へ再び・・・
とにかく、彼女ェお父様に話しをし続けること、約3時間・・・
その間、彼は彼女の妹の子供たちと戯れていた。
話が終わると、とりあえず帰ろうと言われ、ちゃんと話してと言うと、車の中で話すとのこと。
帰宅途中、重苦しい口をようやく開いてくれた。
どうしよう・・・と、言ったとたん彼女は泣き出した・・・
なに?泣いてちゃわからないよ?
と、途中車を止めた。
(今、思い出しても悲しくて、つらくなるのですが・・・)
「今すぐに別れて、俺の決めたお見合いをしろ」と、お父様が言ったらしい・・・
彼女は、はっきりと拒否をしたらしいが、一方的で聞いてもらえなかった。
なんでも、彼女のお父様は、彼とは長続きしないと思っていたらしく、別れたら実家へ連れ戻し、お見合いをさせると決めていたらしい。
それが、病気はする、結婚したいに激怒したようです。
彼は、彼女のお父様を怒らせるようなことは何一つしていない。
にもかかわらず、何故に?と彼女は聞いたら、なんと!!!
年下で、顔が気に食わないのだそうです・・・
ちょっと、イラッとしたが、言葉にならなかった・・・
彼女は、一生懸命彼に言い聞かせたが、何も出てこなかった・・・
しかし、彼女はあんな家出て、彼と結婚すると言ってくれた・・・
じゃなきゃ嫌と、泣きながら抱きついてきたので、彼はうっすら涙を浮かべながら彼女を強く抱きしめた・・・
このまま、どこか知らない場所へ一緒に行こう・・・と
彼女は小さくうなずいた・・・
数日後・・・
彼女からの電話が鳴った。
なんと、お父様がきて、彼女の荷物を運び出しているとのこと。
会社を飛び出し、急いで駆けつけるも、すでにもぬけの殻・・・
彼女に連絡を入れてもつながらず・・・
日を改めて実家へ行くことに。
彼女の実家へ行くと、彼女の妹しかいなかったので、話を聞くと
彼女の携帯はあの日、解約されてしまい彼に電話をすることもゆるされなかったらしく、彼女は毎晩のように泣いていたと・・・
で、彼女は?と聞くと・・・
今日は、お見合いの日・・・
!!!
でも、断ってくれると信じて帰りを待った・・・
その日の夜、やっと帰ってくると、彼女のお父様から一言
「正式に決めて、結婚式の日取りも決めてきた、もう諦めろ」
彼女は、彼の顔を見ると泣きながら家に入っていってしまった・・・
呆然とする彼・・・
すると、お母様が「本当にごめんなさいね」と、泣きながら彼に頭を下げてくれた・・・
途方に暮れながら、彼は家に帰った・・・
何も考えることができず、会社には出勤するものの、仕事にならず。会社の上司は彼女のお父様から、ある程度のことは聞いていたらしく、彼に気を使ってくれて一時別の仕事を、与えてくれた。
そんなこんなで、数日が過ぎたある日、彼に一通の手紙が届いた
つづく
次回思ひ出ぼろぼろ第6話「思い」
彼女から送られてきた手紙にはすべてが書かれていた。
果たして、どんな内容だったのか!
彼は、そのまま納得してしまうのか!!
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