第2話「悲しい選択」

・・・そうあの日まで

彼の部活は、年一でＴＤＬに3年生の引退イベントで毎年全員で行くのです。

そのイベントには、歴代の先輩方もたまに同行するのです。

彼は、一応責任者。いわゆる部長でしたので、取りまとめしてから入場するんで、部員最後の入場となるわけです。

もちろん、彼女と中で待ち合わせをしていました。

彼は、やっと入場して待ち合わせ場所に到着したのですが、彼女の姿が見当たりません。

なんと、ＴＤＬでひとりぼっち・・・
しかたがないので、場内にいる部員たちを探しにフラフラとさまよいました。
やっと見つけた連中に聞いてみると、みな口をそろえて「わかりません」と・・・
ちょっと、イラッとしましたが、仕方ありません・・・バスに戻ることに・・・添乗員のお姉さんと、しばしご歓談（エロいことはありませんよ）
で、集合の時間。

しかし、時間になっても帰ってきません
彼女の友達に聞いても首を横に振るだけ。

みなに、待機支持をだし、ゲート前まで探しに行くことに。

・・・・

ちっとも気配がないので、今一度バスへ


すると






いました！！！




しかも・・・



ＯＢの先輩と一緒に・・・



事情を聴くと、待ち合わせ場所にいたら、先輩に声かけられたから

と

なに、ナンパされてんだよ！

だって、来るの遅いんだもん

だそうです。


それから、数日後

デートに誘ったら、その日は無理と断られました。

よーく考えると、その日は

先輩の学園祭

！！！

問い詰めませんでした・・・

なんとなく気づいていました・・・こうなること・・・あのＴＤＬの日から・・・

で、さかのぼること、彼の大学試験のころ

部活の顧問にある大学の推薦を受けました。
彼は、その大学だけは避けていました。

なぜなら、あの先輩彼女の行っている大学だからです。

でも、強引に願書出されてしまい、試験を受けることになってしまったので、うけました。



受かっちゃいました・・・


かなり、迷いました

でも、他の大学の結果は、惨敗・・・

入学しました。

まぁ、時間もたってるし、平気だろうとおもっていたので普通にしてました。

その先輩彼女のはいったサークルに彼の友達がはいったので、たくさん情報がはいってきましたよ。

先輩彼女が付き合っていた人は

なんと！！

後輩彼女を彼からさらっていった、ＯＢ先輩だったのです！！！

そのときは、すでに先輩彼女は別れていてそうです。

しかし、いろいろ話を聴くと、

例の学園祭に

後輩彼女は、ＯＢ先輩ときていたそうで、しかも、先輩彼女に紹介したそうです。

で、話にあがったのが

彼のことだそうです・・・


なにを話したかは、恐怖のあまり耳をふさぎました・・・

なんとも言えない、衝撃はいまだに忘れられません。

で、彼は

笑っていました

そのとき、彼は心の中で

彼女は当分要らないといって

呑み明かしました・・・一晩中

泣きました・・・心の中で、

周りの友達には

仕方ないよ

と、笑顔で言ってました



結局、大学卒業まで彼女はいなかったそうです。






つづく




次回思ひ出ぼろぼろ第3話「新たな出会い、そして・・・」

その後、社会人になった彼の就職先で知り合った彼女のとの運命は
！

いったい彼はどうなってしまうのか！


作者の都合により、次回の発表は、5日の0時ごろかと思います。


では、おたのしみに

おやすみなさい