其の伍拾壱 続三人目

体を引き寄せ目と目が合う

『んふふ』

雰囲気の中にも明るい感じもあり自然とｷｽしてた

舌を絡ませ何度も何度も繰り返す

気付くとﾊﾞｽﾀｵﾙははだけ全てが現れた

求める事に躊躇もなく愛撫した

どれぐらい経っただろう?

お互い舐め合い絡み合い､性を共有してた

ﾍﾟｺは溢れ､俺はそそり立ってた

仰向けになり跨がせると､自ら中に入れる仕草をした

俺のｼﾙｴｯﾄが短くなると同時に

粘膜質の柔らかく温かい感触に包まれた

昼過ぎの雑踏など俺達には関係なく激しく求め合った

汗ばむ肌が触れ合う事で更に激しくなってた

結局何回したんだろう?

理性を完全に失ったｵｽとﾒｽだった



それから恋人風の関係ではあったが

お互いが､いや仲間内みんなそれぞれが

ﾎﾟｼﾞｼｮﾝを確立する為に仕事優先になり

集まる事も徐々に減っていった

自分の道を見出だす事で個人の輪を広げたのだろう

そして昨年末､ﾍﾟｺは結婚した