其の四拾 鎮魂歌

朝､職場に向かう時の空模様は曇り

俺は基本的に雨が嫌い､何故なら濡れるから

箱から見える外界はいつの間にか晴れ模様

その下で過ごしてる女性達は皆薄着

普段なら良い季節が訪れたと下が反応しそうだが､

今日に限っては見る度に苛立ちを隠せなかった

それは今日一日この箱から解放される事がないし

晴れ空の下でﾊﾒ外す事が許されないから

朝食を抜き､常に二食生活に慣れてる俺

ここ何日も昼食をとれていない...

早くこの生活から抜け出したい

こんな日は女のｺ特有の柔らかさを抱いて眠りたい

そっと

静かに

そしてまた明日は必ず来るけど

包まれてたら

明日も行けるな