其の参拾七 乱舞

半端無い忙しさ

この波が引いたら癒しを求めたい



二年前を思い出す

波が来る前に同僚が次々と去って発狂寸前

久々の休日にｶﾌｪでまったり

ｶﾞﾗｽ越しに見覚えある顔を発見!携帯を手に取る

｢もしもしもし､今見掛けてさ､上のｶﾌｪにいるよ｣

挙動不審に周りを見回してるﾍﾟｺ､お店に入ってきた

『おいす､久し振りね～やっちん』

同じ世界の住人で､俺やｽｰｺと同期だ

ﾍﾟｺもかなりの忙しさを強いられてるみたい

結局､4時間話して､落ち着いたら呑む事を約束した

呑み会当日､待ち合わせ場所にはﾍﾟｺひとり

｢あれ?みんなは?｣

『たまにはさ､ふたりで呑みたくて』

忙しさから解かれ､ﾊﾞｶ騒ぎな気分だったが...

和やかなﾑｰﾄﾞ 穏やかな口調 優しい笑顔

酒も入り気持ち良くなり､癒しに溺れたかった

とりあえずお店を出ると､新しいﾗﾌﾞﾎ発見!

『ねぇ入らない?私帰りたくないんだけど...』

ﾊｲ!その誘いには即決で乗りますよ!

中に入って状況が変わった!

もうｵｽとﾒｽ

求め合い 絡み合い 淫らに乱れた

次から次へと ただひたすらに