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『伝言ダイヤル』ご本家 NTT版(1986年 11/27サービス開始)
2022年03月16日 21:37
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この年に生まれた人はいま 35~36歳くらいなのね。 そりゃ、知らないわけですね。
知っている人は、もはや「生きる化石」かも? 知ってる人、こそっとメールしてね!
その昔、NTT がやっていた 『伝言ダイヤル』サービスなるものがありました。いまは「災害用」のみのサービスに成り下がっていますが、当時開始1~2年は活況を呈していました。もともとこのサービス、つまり携帯電話がまだ無い時代に「外で待合せした友人同士が連絡をとれる方法」を想定して作られたサービスです。つまり外で待合せする友人との連絡手段として事前に「ボックス番号」を交換しておけば、万が一遅れたりした時に公衆電話から伝言ダイアル(#8300とか?)センターに接続してそのボックス番号に「次の落ち合い場所や時間」を録音して、メッセージ交換することを目的としていたのです。いまの災害用がこの元々の姿を継承していますね。 ところが使う側は、別の目的を見つけてしまいました。
誰もが考えうるボックス番号(例: 1111 1111 暗証 1111)は個人的なボックスではなく「公開」番号になります。ここに入れたメッセージは誰でもが聞けてしまう。(ちなみにメッセージ録音時間は 30秒。)不特定多数の人に聞いてもらい自分のボックス番号を伝えれば、返信も受け取れるようになります。これって「出会い」に応用できるのです。開始当時、ごくマニア向けの情報誌くらいで紹介された程度ですが、みるみる口コミでも広がっていきました。「彼氏・彼女」募集に使えるのですから当然ですね。
NTT としても高額な通話料を稼げる「ドル箱」でした。もっと後になると民間業者の伝言サービスが始まりいわゆる 『ツーショット・ダイヤル』になりもろ「出会い系」が正面に出てきます。女性無料とかで女性会員を募り、料金はもっぱら男性から徴収する。民間業者に落ちてくるとこの場は「お仕事場」にもなるのですね、アルバイトのツーショット・レディさん、現代版ではここにも居る「チャット・レディ」さんですね。
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で、伝言ダイヤルといまのネット版出会い系、目的は似ているものの何が違ったかというと。一番の違いは「声そのものが」あがっているということ。その人の声と話しぶりを最初から聞けること。ネットのように「なりすまし」もできなければ、30秒にギュッとまとめる文章力・朗読力・そして何よりも人を惹き付ける声の魅力が無いと誰も返事はもらえないということ。違いは明らかですね。
懐かしい! って思った方、いらっしゃらない?
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