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- yuri26
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- 29歳
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小説 【会津の女狩り】 1章 嫁御が欲しい
2021年11月20日 01:32
1862年、会津藩主・松平容保は京都守護職に就任し、
新撰組を配下にするなどして尊皇攘夷派志士の取り締まりを強力に推進し、禁門の変においても幕府方の中核として、尊皇攘夷派の排除を行った
鳥羽・伏見の戦いで幕府軍が破れ、徳川慶喜と共に江戸に退去した容保は、明治新政府の追討令を受けた慶喜の恭順方針に従って、自らも恭順の姿勢を示すため会津へ帰国し謹慎するが
藩内では主戦論が支配的であり、それを察知していた新政府側でも、会津の恭順姿勢を信用してなかった
大政奉還して 江戸城が無血開城され 慶喜が水戸藩で謹慎すると、薩摩藩・長州藩を中心とした新政府の矛先は、佐幕派の重鎮として敵視されていた容保に向けられた
容保め叩き潰してくれるわ!薩長は怒りに燃えた
追討を命じられていた仙台藩・米沢藩など、東北諸藩は会津に同情的で、会津赦免の嘆願を行う一方、
奥羽越列藩同盟を結成して結束を強めた。
会津は風雲急となり戦闘準備に入った
会津藩家老・西郷頼母は、戦況が圧倒的に不利と見て、従来から主張していた和議恭順を藩主・容保に勧めるが容保は徹底抗戦を主張し、徴兵に乗り出した。また、藩側に逃げてきた農民や町人らも、武器を渡され戦うことを命じられることになったのである。
しかしここである・・
他の藩と同様に、会津藩も領民に対して苛酷な租税を課していたため、重税さらには戦争にまで巻き込まれる形となった領民たちの士気は低く、逃走者が後を絶たなかった。意気揚々と鳥羽・伏見の雪辱に燃える会津藩士とは対照的であった。
特に藩の軍資金確保を名目に、資産の殆どを徴発された会津の町人たちに至っては、征服者である新政府軍を「官軍様」と呼び、会津藩士を「会賊」と呼び捨てにした
また、新政府軍の拠点確保を阻止するため、一部の村々を焼き払ったことも、領民たちの恨みを深くした。
そのため、後に進軍してくる新政府軍が、会津領の村々から大量の人夫・馬・軍資金などを徴発しても、反発するどころか、歓迎してこれに応じる者までいる有様だった。
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おい、どうする? 官軍が来るぜ
金次は 連れの平助に言った
どちらも百姓であり 26歳の独り身だ
バカ野郎、そんなこと決まったことでねえか・・いまさら聞くまでもねーだろ
この戦にまぎれてよ・・嫁御だ・・ええ女をな・・
狙いはかねてより、拉致すると決めていたのは藩士の娘で18歳だ・・
会津若松城下にその娘はいる 天下一の美女と評されていることを平助はきいており この目でも見た
俺はそんな武家の娘より町家の別嬪の娘だ 磐城の田舎に連れていき おらも嫁御にするだ・・
金次も嫁が欲しかった・・
どちらも下卑た笑みを浮かべて 囲炉裏から取り出した 焼き芋を頬張った コメは床下に隠し
官軍の家探しの物色に備えた・・
よし・・ぐすぐずしてられねーぜ・・
このウラログへのコメント
また、楽しみが、戻ってきました!
早く、続きを。
> ookamiさん
ありがとうございます!
まあ、ゆっくりと かなりの長編になりますのでお楽しみに
はじめまして! 惚れ惚れするボディーですね!! 関わりたいなぁ。。!?
初めまして!初見です(*⌒▽⌒*)
時代物好きなので気になって読ませて貰いましたが……続きはよ(笑)って思いました!
楽しみにしてますヾ(≧∇≦)
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