- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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15th Route 246 Part 4 静かな住宅地の坂を上ると
2020年08月02日 01:38
静かな住宅地の坂を上ると
かなりの交通量の街道を下に見ながら
ラブホテルが3つほど軒を連ねる一角がある。
うらぶれた、というか何の特徴もない
いかにも、のたたずまいの
ホテルにすぎないのだが
すだれのように垂れる目隠しのキャンバスが
風もないのに揺れているところを見ると
結構、客が訪れているのかもしれない。
いかに機転をきかしたとはいえ
首都高速の路側帯の上で
警官の注目を浴びながら
本当に放尿してしまったのが
30分ほど前。
その大胆さにこちらもいささか毒気が抜かれて
どうにも調子が合わなく
ホテルに入る直前まで
欲望は戻って来なかった。
ひょんなことから知り合ったこの人妻は
身体をつないだ当初は
ここまで淫らではなかった。
性についての好奇心は人一倍強かったが
割とまともなセックスしか経験がなく
山道に誘われて若い身体と
白昼に全裸でつながったという経験が
一度あるくらいだった。
だがそれは磨いてない原石のようなもので
ひとたび欲望の開放に向かうと
いつしか狂ったように性を求めだしていた。
三人の若い男のペニスを
上の口と下の口で
かわるがわるくわえ込み
全身を精液でどろどろにされながら
なお一晩中飲み下し続けるという
極限の性交をこなしたこと。
さらにその数時間後には出張帰りの亭主に
お土産代わりのバイブレーターを
挿入されながら
何度も何度もイキまくったこと。
罪と、贖罪の意識が交錯して
わめきまくり、
潮を吹きながら意識を失うまで
アクメを繰り返したこと。
今ではそんなことを
しらっと告白するまでになっていた。
もっとも若干の妄想が
混ざっていたのかもしれないが…
だから、
欲望が膨らんだときなどに
手軽に身体をつなぐには最高の相手だった。
この人妻はいつも欲情し
妖しい下着を
ぐっしょりと濡らしている。
誰でもいいのかもしれない。
男の露骨な誘いをいつも待っている。
もちろんお互いに愛も恋もない。
高まる欲望を処理できればそれでいい。
しいて言えば、身体を共有する
友人といったレベル。
帰国しても思いついて
呼び出す程度の仲だった。
だが、その性交はそのたびに
確実に深度を増加させていった。
ここまでになった一半の責任は
こちらにもあるかもしれないが…
鍵をロックする音が
女の欲情のレベルをさらに一段高めた。
一度はしらけ
遅れていた
男の欲望もようやく戻ってきた。
ベッドのある部屋まで
入るのが待てなかった。
粗末な玄関の上がりかまちで
抱き合い
唇をねっとりと吸いあい
歯と歯をぶつけ合い
舌をからめあい
よだれをたらしながら
唾液をむさぼるように吸いあった。
当然のように
女はすでに佇立したペニスを
つかみ出してしごき
男は愛液を吸い込んだパンティを
ひざまでおろし性器に指を遊ばせる。
ぐっしょりと濡れているのは
たっぷりの愛液と
そして
先ほどの首都高速上での
放尿の名残かもしれない。
強烈な求め合いだった。
まるで野獣のようだった。
唾液の交換の合間は互いに咆哮をあげて
身体をくねらせながら
余計な着衣をはがしあっていく。
「ああ、ああ。」
「指が、指が。いたずら。」
「もっと。もっと。」
「私、わたし、またいけないことしてる。」
「指ちょうだい。もっとおお。」
こんな叫びの合間をぬって
男はひざまづいて性器を舐め上げる。
女もひざまづいて性器をしゃぶる。
ぬちゃらぬちゃら。
ぐじゅるぐじゅる。
びちゃりびちゃり。
に対して
ちゅばちゅば。
しゅぼしゅぼ。
ちゅうちゅう。
という音。
その合間にフルボリュームで
「いいの。いいの。どうしていいの。」
「いっちゃうよ。こなとこで、いっちゃうよ。」
「ね。ね。ね。もっとおおおお。」
などのわめき声が入るから
安普請のホテルの廊下には
いかにその手の場所とはいえ
とんでもない実況中継が
流れ出したはずだった。
ここで女は完全に高まりにのぼった。
「いきます。いきますううううう。」
ひときわ大声でそうシャウトすると
ひざまづいた足元に
小さな水たまりを作りながら
くたくたと倒れこんでしまった。
危ないところだった。
首都高速から続いた桃色のイベントは
確かに一度しらけたのだが
この玄関の行為で
再び快感の大波となっている。
女が崩れなかったら
こちらが不覚にも
吐精していたかもしれなかった。
玄関に互いの着衣を乱れたまま残して
ピンクの性器を覗かせながら
びしょぬれのTバックを
つけただけで脱力している女を
ひきづるようにしてソファに運んだ。
ようやくわれを取り戻した女が
片目を乱れた髪に隠したまま
もう一方の視線を
恨めしそうに流してくる。
ぞっとするようななまめかしさは
恨めしい、というより
これから始まる性の饗宴への期待
以外のなにものでもなかった。
夫への贖罪の言葉を繰り返しながら
ぷっくりと膨らんだ桃色のはざまから
人妻は、甘い蜜をほとばらしてくれるのだ…
(続く)
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