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すまた #3

2018年06月13日 19:59

(前回からの続き)

7回目。その日は朝から、なんだかソワソワしていた。今日の夜には、Aちゃんの中に挿入して、一つになれるのか!
駅で待ち合わせをして、食事。
途中、Aちゃんから、
「なんかあったの?」
と聞かれた。
ん?変なテンションになっていたか?
僕は気恥ずかしくなって、テンションを下げようとした。

そして、ホテルへ。
部屋に入ると、ソファに並んで座ってキス
Aちゃんが「今日は、これ入れてみようよ」と言って、フロントでもらってきた入浴剤を差し出した。
僕は、お風呂のお湯はりをして、入浴剤を入れた。
2人で泡ブクブクのお風呂に入り、Aちゃんを後ろから抱きしめた。

ベッドに移り、前回と同じように、ローションで全身愛撫。前回よりもスムーズに、人差し指の根元まで、Aちゃんの中に入っていった。Aちゃんは、僕の首に両手をまわして満足そうな表情。

「入れていい?」
「うん」

僕は、枕元に置いてあった銀の小袋を取った。そういえば、Aちゃんにこれを使うのは初めてか….

そして、深呼吸をして、挿入

ん、ん、ん… …

ん? ん?? ん???

なんか……キシキシする?

濡れていないのかな?

動いても、快感が伝わってこない……

Aちゃんは、切なそうに僕の顔を見ているが、痛そうではない。
せっかく挿入できたけど、これでいいのかな?

でも、途中でやめたら、きっとAちゃんは、嫌な気がするだろう。
僕は前後に動いて、果てる、ふりをした。

肩で息をして、Aちゃんから離れ、仰向けに寝た。頭の中は複雑な気持ちでいっぱいだった。

Aちゃんは、僕の胸に顔を乗せてこちらを見ていた。僕はAちゃんの頭を軽くなでたが、Aちゃんの目は見られなかった。



8回目。挿入はせず。また、すまた。
Aちゃんは、僕の首に両手をからめ、腰に両足をからめて、密着してきた。
僕はAちゃんの名前を呼んで、きつく抱きしめ、果てた。
これが、Aちゃんと一つになれるやり方なんだ。

(完)

(この話は、事実に基づいたフィクションです)

このウラログへのコメント

  • シュージ☆ 2018年06月25日 09:18

    > サラン~saran~さん
    コメントありがとう。そう、切ない感じでしたね。彼女としては、やはりすまたが一番良いんじゃないですかね。
    キシキシ…濡れてなくて、柔らかくない感じ、かな…

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