- 名前
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- 古来、「ムチムチ」とは美しい女性を示す言葉でありました。 しかし今、現実のみならず漫...
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官能小説・エロ創作について。
2016年08月27日 21:23
エロ漫画やAV、エロゲー、そして官能小説。
これらには、明確に「女性向け」として作られているものがあります。
もちろん女性の好みに合わせた内容になっており、
男性向けとはいろいろ異なっています。
でも。
あえて「男性向け」の、それらエロ作品群を好む女性というのも、
しっかりおられます。案外、エロ漫画やAVを愛好してる女性全員で見れば、
「男性向け」を好む人の方が多かったりするかもしれませんね。
調査したことないのでわかりませんが。
数が多く、競争が激しい方が、高品質なものが生まれます。
これは道理です。もちろん、数が多い分、ハズレも多いですけどね。
そう、高品質。
挿絵ゼロの、文章だけでも、ツボに来るものは来ます。
本当~に来ます。ズギャンと。ガツンと。ドカーンと。
私自身。
今までの人生で、何度かそういう官能小説に巡り合いました。
映像と音声付きで、女優が喘いでいるそこらのAVよりも、「オカズ」として
優秀な、何度も使える、そんな文章。あるんですよ。そういうのが。
モノによっては。
「一冊の中に、挿絵つきのページがいくつかある。でも、挿絵のない
このページのこのシーンの方が、エロい、興奮する、使える」とか。
その、挿絵の絵柄などはちゃんと私の好みに合っていても、です。
良い文章は、本っっ当に良いのです。
文章だけで、絵・映像・音声に対抗できるのです。
そんなことが何度もあれば。
自分が、どういう文章、どういうシーンに興奮するのか、自分で把握できます。
面白いことに。
エロ漫画やAVでの好みの傾向とは、ちょっと違ってたりもするんですよ。
これは「文章での興奮の経験」を何度もしないと、気づけなかったことです。
そこで!
いっちょ、自分でも描いてみよう、と思いまして。
「自分の好みのシチュエーション」たっぷりの官能小説を、
いくつか描いてみました。
文章については、俺様ぁ素人じゃあねぇんだぜぇ! と意気込んで。
しかし……
撃沈。
ちゃんと完成はしました。
また、描いてる真っ最中は興奮してました。凄く。
でも、出来上がった作品を読んでみると、どーにも興奮できない。
自分の、大好きなものだけをギュッと凝縮した、精鋭部隊のはずなのに。
自分自身が。
ハァハァ興奮していないと、エロ文章が頭に浮かばず、描けません。私は。
ですから、描けたのはちゃんと興奮してたからです。
描いてる最中、「処理」してしまったらスッキリして描けなくなるから、
我慢するのに苦労しました。
そんな苦労して描いたのに、完成した作品は、
自分のオカズにはならんのです。ちーっとも。
また。
他人が描いた作品であっても、「それを自分が書き写したもの」はダメです。
これ、試してみたんですが興奮しません。一字一句変わらぬ、同じ文章であっても。
でも、その後、書き写し元の本を読めば、ちゃんと興奮できます。
「自分が書き写した」ものだけが、別物化して、ダメなのです。
思うに。
自分の脳の「執筆部分」を通してしまうと、自分の一部みたいになってしまって、
客観視できなくなってしまうのではと。舞台裏を見てしまった、のような。
とすると。
官能小説家やエロ漫画家、エロゲやAVの制作スタッフ、などなどもこうなのか。
自分が手掛けた作品では、それが好みに合うものでも、興奮はできないのかな、と。
世の、「エロのプロ」の皆様方に、思いを馳せる私でありました。
☆☆今回の画像☆☆
「カノジョは官能小説家」という作品です。
主人公である彼は、ヒロイン(官能小説家)の大ファンであり、
その担当編集者でもあります。このシーンは彼の、編集者としてのプロ意識と、
読者としてのファン心理と、そして男の本能とがぶつかり合う壮絶な……
えーと……そういうシーンです。
でも。
描けなくなって落ち込んで悩んで、いろいろヤケクソになってた彼女を、
彼が元気づけた、というシーンでもあります。
で。
このシーンも含めて、私がAA化したものが、こちらにあります。
お暇があればご一読下さい。
http://acjryvnedk.blog54.fc2.com/blog-entry-934.html
☆☆ほんで、まあ、その☆☆
官能小説を描いたっつーても、私のことですから。
「お城を抜け出したオテンバ姫様が、街で初めての痴漢体験」とか、
「森の魔物を退治した戦士に、妖精たちが恩返しを……」とか、
そーゆーもんばっかりですけどね。ふはははは!
で、そっち方面のレーベルに投稿して、落選しました。無念。
このウラログへのコメント
旅先からですので
帰宅してからじっくり読ませていただきます♪
官能(完納)小説は
妊娠中めーーーっちゃ書いては
はきだしてましたねえ
とりつかれたように。
ここんとこ、女性向けのロマンス小説(&ミステリーとか&サスペンスとか)にはまっております。
何冊か読んでいるうちに、自分の「ツボ」が分かってきました(笑)
画像がなくても、文章の繊細な描写で十分
コーフンできますよねぇ(^o^)v
センズリって、女性向けの本には出てこない
気がします(^_^;)
> 木綿子さん
その時の性欲と、今の性欲とでは、単純な強弱以外に、性質・方向性、嗜好・思考など、
いろいろ違っているでしょうね。今、読み返してみたら、驚くことがあるかも。
ちょっと特殊な日記帳。
> few(そろそろ起きないと)さん
いつもここで容赦なく、本音の底をブチまけてる私ですが。そいつぁ流石にご勘弁をっ。
官能ではない小説なら可。昔、一度は全国の書店に並んだ文庫本を、直接手渡しで。
> eriさん
自分の好みを、自覚してないことってあるんですよね。
「こういうの」好きなはずなのに好きになれない、
「こういうの」嫌いなはずなのになんか惹かれる、とか。その調査・開拓もまた楽し。
> はぎんちょさん
文章の嗜好は、絵や音楽よりも細分化されてると思います。
綺麗なイラスト、荘厳なオーケストラ、などに比べて、
満場一致で拍手を受ける文章ってのはなかなか……難しく、だから面白い。
趣旨からはちょっと外れますが、富野由悠季の小節はエロかったなぁ
オーラバトラー戦記はよく使ったものですw
> とめおさん
漫画やアニメでも、非18禁作品の中にあるお色気シーンの方が、
ヘタな18禁作品よりもエロかったりしますね。
パンモロよりパンチラ、恥じらいなくして色気なし、など。エロスは奥が深い。
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