初めての松田優作のベッドシーン（大都会 ～闘いの日々～ 第４話）

事件以来久々のテレビ出演作品。
流石は裕次郎。
面倒見が良い。

※写真本文と無関係『ＦＲＩＮＧＥ』 SEASON 3 より

松田優作は『俺たちの勲章』のロケ先での暴行事件で既に主演が決まっていた次の新番組を降板した。

因みに彼はジャニーズ事務所ではないので、当然ながら当時の報道で彼の名前の後には自宅住所が明記された。

現行犯でありながら容疑者ではなく『稲垣メンバー』と呼称した時点で、日本のテレビマスコミは死んでしまったのかも知れない。

喧嘩に巻き込まれた中で相手を負傷させた松田優作とは違い『稲垣メンバー』の場合は制止する婦人警官に向かって車を急発進させている。これは『稲垣メンバー』でなければ殺人未遂として報道されるケースである。


『大都会 ～闘いの日々～ 』第４話にゲスト出演した松田優作は、復讐に燃えるチンピラの役なのだが、この話の中で彼は終始サングラスを外さない。

金網に女を押し付けて後から乳を揉むシーンでも、ベッドで裸の女に覆い被さるシーンでも、彼はサングラスを外さない。

変わった演技だなとは思ったが、その理由はラストシーンで明かされる。


テレビから干されていた彼は、映画と平行して歌手活動をスタートさせる。
彼の初ライブで上映されたのもこの『大都会 ～闘いの日々～ 』第４話だった。

当時の松田優作にとっては希少な映像であり、私が見た松田優作の初めての濡れ場がこれだったのだ。