麻原 逮捕の日

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戦地赴任中のドリュー
上官シドは帰国間近
国の愛娘に会うのを
楽しみにしていた．















先日、渋谷署のまる暴(第4課、組織暴力団担当)の刑事さんと呑んだ。

“差し“ではない。

仕事の絡みの打ち上げで予約席の宴会だったのだが、ひとり、恩師の葬儀で急に帰郷することになり、幹事が数合わせに急遽呼んだのが渋谷署のアイさんだった。



(関係ないのにも程があるだろう)



誰しもが思う心の声だが、そこは参加者、皆が大人。その場の空気が悪くなるようなことはなかった。



アイさんの話で思わず聞き入ったのが、オウムの麻原逮捕の話だった。
当時、独身の機動隊だったアイさん。
その日、アイさん非番だったのだが、「きれいな下着を着けて集まれ！！」と急遽呼び出される。

(きれいな下着)ってのは死ぬかも知れないって意味。上九一色村へ出発の前夜だった。



(今夜帰れないから家に連絡しろ！

但し、何も云うな！！)



上の指示で家に電話したアイさん。

「今日は帰れない。もしかしたら、もう2度と帰れないかも知れない」

アイさんがそう云うと、ご母堂は

「な～に、云ってんの。
アンタの好物を作っとくから、元気で帰って来なさい」



う～む、母は強し！！！







カナリアの籠を掲げてアイさん達が突入すると、廊下では若い信徒の♂♀、パコパコなされていたとか (;^_^A

ラリっていたのだ。覚醒剤だ。

昔、(オウムがシャブを作っている)って都市伝説があったが、現実は逆。

オウムがシャブのヘビーユーザーだった。



施設内は衛生面も悪く、収用した子供達は皮膚も酷く荒れていた。

子供達を、絶対にTVカメラに映らないようにと、隠していたそうだ。



で、肝心の麻原、発見された時には敷き詰めた札束の上に覆い被さり(誰にも渡さん！)って感じだったそうだ。



惨めなものだ。



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