吉原の猫はラーメンのダシの素

東京吉原の屋台ラーメンのダシに野良猫を煮込んでる！
数十年前の噂話都市伝説だ。

現在ではソープランドだが、昔は特殊浴場の呼称はトルコ風呂だった。

その頃、吉原の屋台でラーメンのスープの寸胴から切断された人の指が出てくる事件があった。
熱々のスープをすすると、麺の下から人の指！ ちょっと、ゾッとする。

そういえば吉原には猫がいない。
きっと、もともと野良猫を捕まえては、ラーメンのダシにしていたに違いない！

噂の発端は、そんなトコだろう。


ところで、吉原の近くには山谷がある。ドヤ街であり、ホームレスも多い。

客商売のソープランドにとっては、甚だ迷惑千万である。

そこで、閉店後に女の子を帰してから風呂場を洗う前に、徘徊するホームレスを捕まえてきて湯槽にぶちこみ、デッキブラシで身体をこすり垢を落としてしまうそうだ。

ホームレスには、垢は大事な防寒具。
一発で風邪をひき、姿を見せなくなるという。