禁断の関係その２　「職業もの」

最初にひとこと。

とある児童書で、こんなセリフがありました。
「全く、どこの誰が『保育士』なんて優しげのない名前を広げたんだろうね。
やっぱり、『保母さん保父さん』だよねえ」
私もしみじみ同感です。

同じ理屈で、「看護婦さん」もそのままの方がいいよねーと思ってます。
なので、以下は「看護婦」という言葉を使っていきますのでよろしく。

さてさて。
近親相姦の話の時、母物すなわち「女性が年上」の作品の無さに嘆いていた私ですが。
この、職業ものは違います！　女性年上もの、多いです！

第一に、学校を舞台にした教師と生徒。
眼鏡をかけて出席簿（あるいは指示棒）を手にし、白いブラウスに黒いタイトミニの、
知性的な女教師と、その生徒。
第二に、病院での看護婦さんと入院患者の少年。これも多いですね。実写ＡＶ・エロ漫画問わず。
どちらも、近親相姦ほど深刻ではないにしろ、周囲の人にバレたら大変なことになる、
ということで「禁断の関係」の一種です。

また、この二つはどちらも、たまに例外もありますが大抵は、
年下の少年と妖艶な美女、という組み合わせです。
非常～にありふれたセリフとしては「お姉さんが教えてあげる」ってやつですね。

しかししかし。
私はやはり、せっかくの禁断の関係なのですから、これを忘れずに言ってほしい。

「他の子（他の患者さん）には内緒よ」

これですっっっっ！　これ、私のツボです！

放課後の教室の居残り補習・個人授業で！
夜勤の見回りの最中の寄り道で！

二人だけの秘密！　二人だけの内緒の関係！　エロくない方でいうところの、
誰にも内緒の二人だけの交換日記、みたいなもんです！
二人だけのコトだからこそ、共犯者としての親密さもできて、
そこに濃密なエロスが滲みでるっっ！

近親相姦の、母物だったら「お父さんには秘密よ」ですね。
うん、これも実に良いです。　

それからそれから。
職業ものについては私、非常にマニアックな嗜好もありましてね。
何かというと「エレベーターガール」です。

帽子・手袋・スカーフの上品な三点セット、
エレベーターという閉鎖空間、
「○階、×売り場でございます」のあのポーズ。

私は非常～に、エロい方面で大好きなんです。しかし、

学生アルバイトには難しいから、少年・少女漫画のヒロインにはさせにくいし、
当たり前ですが動ける場所が限定されるから物語に組み込みにくく、
不況の影響で現実のデパートでも数が減らされて見かけにくい、

などの事情で、漫画でもゲームでもアニメでもなんでも、かなり希少。
実写ＡＶでも希少なんですよねえ。
あの狭い空間の中で、「お客様、困りますっ」なんて言われながらの痴漢とか、
めっっちゃくちゃ、そそるモノがあるんですが。

ちょいと話が逸れますが。
古いエロゲで「暗闇」というのがあります。
これはエレベーターガールではなく普通の女の子と、主人公と二人で、
故障したエレベーターの中に閉じ込められるというものなのですが。

登場するのはたった２人、舞台はエレベーターの中だけ、という凄まじく限定された
シチュエーションで、とてつもなく膨大なパターンのシナリオを見せてくれるんですよ。

主人公とヒロインが、２人で協力して見事に脱出したり、
主人公がヒロインを襲ってエロいことした、と思ったらヒロインに殺されたり、
そもそもその２人がケンカ別れした元恋人だったり、幼馴染だったり、
美少女アイドルと大道芸人の少年だったりと。物凄い広がりです。

これはもう脱帽するしかなかったですねー。
どんなアタマしてたらこんなシナリオが描けるんだ、と。嫉妬しつつ尊敬です。

とりとめのない話になってしまいましたが、今回はこれで。
次回は、禁断の「関係」とはちょっと違う気もしますが、
「売春」がテーマです。

が、ちょっと裏ばかり続いたので、ちょっと表の方に行きますね。
続きはまたその後で。