- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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6th Haneda Part 11
2013年12月14日 16:38
裸でだきあったまま、眠りに引きずり込まれ
はっと気付いて唇を吸う。
柔らかくあわいヘアの奥に
指を遊ばせながら寝入りそうになる。
午前6時近く。すでに外は白んでいる。
狂ったような交わりもさすがにペースが落ちてきた。
備え付けの冷蔵庫からジュースをとり出して口移しで送り込むと、
強く抱きついてペニスをこすり出すが、長続きはしないようだ。
ベッドサイドの明かりをあびて顔に影を落とすほど長いまつげ。
あれだけ燃え狂い、乱れきったはずなのに自然にカールした髪。
ペニスを呑み込み、精液を舐めまくったのに小ぶりで可愛らしい唇。
この清純な顔であれだけ卑猥な言葉を吐き続け、
だらだらと愛液を垂れ流し、放尿まで見せつけるとは・・・
この放縦な性では、
挿入をあせり、回数を誇るようなごく普通の
「健全な」若者ではついてはいけまい。
ついに羽田に現れなかった恋人も、こんな健全な若者なのだろう。
無意識に吐いた
「死にます。社長」
の言葉どおり
老練というより老獪なテクニックの男との交わりでだけしか
満足することはなくなっているに違いない。
好きな人と結婚をして、子供を産んで、小さな幸せを楽しむ・・・
そんな普通の暮らしが果たしてできるのだろうか?
静かに寝息を立てている、この美しい女の行く末に哀れを感じた。
髪の毛をやさしく撫で、閉じられた瞼に軽く唇を這わす。
抱きしめる手に少し力をこめる。
乳房の心地よい弾力がこちらの胸をはじき返す。
「うーん」とうめくと大きな瞳が開かれた。
しばらく焦点が茫としていたが
やがてライトを受けて光が宿りだす。
「ごめん、起こしちゃったね。」
「ううん。私、寝込んじゃったみたい。
ジュース飲んだあと、覚えてない。」
「すてきな寝顔だったよ。」
本心だった。
「あなたが好きだから・・・」
大嘘だった。
「また、いじめて。いっぱい。」
そう言うと、身体をぶつけてくる。
3時間ほど前には、双方とも同時にアクメに達して
愛液をまき散らし、精液をしゃぶりまくったのに
また欲しがり出している。
体を入れかえて、舐めあう姿勢をとる。
なんの恥じらいもなく再び湿りをたたえだした性器を
こちらの顔の前につき出す。
白い脚が二匹の蛇のようにくねくねと動いて
身体にまつわりついたかと思うと
首の周りにからみつく。
ペニスが暖かく濡れたものを感じると同時に
ぺちゃぺちゃという音が響き出す。
何度も果てたはずなのに
刺激に反応して硬度が増し、口内を満たす。
「大きくなってきた、おちんちん。」
そう言うといっそうはげしく吸い出しながらこちらの顔の上に跨る。
「なめて、なめて。おまんこ。」
すでにびしょびしょになった部分を押しつけて腰を揺すり出す。
ペニスをしゃぶっていた口をいったん離すと
アヌスの少し上、男が特に感じる部分に舌を這わせると
顔全体を動かすようにして激しく舐めだした。
わざと大量の唾液をこすりつけるようにする。
強烈な快感だった。
ためらいながら硬度を増していたものが一挙に天を突く。
「凄いよ。おまんこ、こんなに濡らしてくれてる。」
「うれしい。おちんこ、こんなに大きくしてくれてる。」
かけあい漫才みたいだが、これは二人とも本心だった。
しゃぶる。
舐める。
かきまぜる。
吸う。
こする。
しごく。
女の身体にうっすらと汗が浮かび
腰のくねらせ方が大きくなってきた。
男の息づかいが荒くなり
腰を突き出す動きが速くなってきた。
あまりの激しさに、もはや前戯とは言えなくなった。
口腔性交そのものなのだ。
突然、女が「イく」とわめいた。
肩の力がガクッと抜けて、
しゃぶり、吸うのをやめ、上になったまま倒れ込んでしまう。
眼前でヒキつく加減と愛液のほとばしり方で
またまたイってしまったことがわかる。
でも、それでもなお、こちらの口にこすりつける事をやめない。
早くも次の高まりを期待している。
たぶん身体が勝手にそう反応しだしているのだろう。
いくらかは経験があるが、こんなセックスマシンのような
淫乱な女体に出会ったのは、この時が初めてだった。
あくまで快楽を追求するすさまじいまでの女性の性に
じかに触れたのも、この時が初めてだった。
おそらく頭が真っ白になって、快楽の余韻にひたるはずなのに
まだこちらの口にこすりつけている。
おそらくもう少しで我に返るはずだが
その時は、またフェラチオを再開することだろう、と思った。
図星。
ぐったりとしていた身体に力が戻ると
いくらか萎えかけていたこちらのペニスをしゃぶり出す。
いつまでも同じ体勢は苦しいので、
クンニリングスを続けながら、ぐるりと反転。
こちらが上になる。
そんな些細なことがまた刺激になるのか
「ねえ、欲しいよ。欲しいよ。
太いの、おおきいの。ちんこ突っこんでよお。」
と、かすれ気味の、だが大きな声で歌い出す。
その時、ベッドボードの壁がドンと鳴った。
隣室の住人が嬌声に耐えかねて警告しているのかな、と思って
思わず、萎えそうになる。
一応、一流ホテルなのに・・・と少々腹立たしかったが
「しー」とサインを出す。
違った。
壁が鳴った意味が違った。
かすかに
「ああ、いい。」「ああ、いい。」
という女声が聞こえる。
一安心。一度に緊張が解ける。
同時に、隣に負けるか、の気分になる。
牝犬の姿勢をとらせて
アヌスからクリトリスまでべろりとなめあげると
愛液が太ももを伝わり出す。
二人とも喘ぐだけで無言でこの行為を続けた。
隣室の声を聞くためだ。
低い音域の男の声は聞こえてこないが
「ねえ、ちょうだい。ちょうだい。」
と切迫した高い声は前より音量を増している。
「ねえ、早く。早く。どうしたのよお。」
きっと、もたついている男に
女が待ちきれなくなっているのだろう。
「そう、それ。それ。入れて。」
その声に誘われるように、こちらもぶすりと挿入する。
そして震える肩にがぶりと噛みつく。
「おまんこいいよ。おまんこいいよ。」
誰も同じ事を言うんだなあ、と妙に感心しながら
肩や首筋をがぶがぶと噛む。
後ろから挿入し、肩を噛むのは四足動物の姿だ。
愛液を垂らしながら、こちらの女も負けじとわめきだした。
「突いて、おまんこ。そう。そう。もっと奥に。おまんこにいい。」
「もう、コンドームないぞ。抜くぞ。」
「いや、抜かないで。いいの。いいの。中にだして。」
高まりにすっかり奪われてしまった頭だが、
まだためらう余裕はあった。
それを察したかのように
「安全日だから平気。
中にかけて。おまんこにかけて。いっぱい出して。」
卑猥な言葉の応酬のような異常な事態に
興奮が一挙に駆け上がってくる。
首をひねらせて唾液を吸いあい、唇の端から垂らしながら
腰を前後に激しく動かす。
突く。
突く。
引く。
追いかけてくる。
突く。
突く。
引く。
まんこが追いかけてくる。
そして、さらに奥に引きずり込もうとする。
腰の動きをさらに速め恍惚の時をさらに引き寄せる。
歯をくいしばって耐えるが「うわああ。」と思わずさけんでしまう。
そんなこちらに波長をあわせるかのように隣室の声もたかまる。
「ねえ、イッちゃうよ。イッちゃうよ。うわあイく。イく。」
そんな隣室に波長をあわせるかのようににこちらの声もたかまる。
「おまんこに。おまんこに。ぶっかけて。」
隣室。「イくう。うわ。うわ。」
こちら。「飛ぶ。飛ぶ。死ぬう。」
この壁越しのデュエットが爆発の導火線だった。
何度も吐精しているのにまた強い刺激が
下半身から頭に駆け上がってくると、
すさまじいまでの快感とともにペニスが大きく脈打ち
どくどくと注がれる。
隣もほぼ同時に果てたようで、わめき声が急になくなり
朝の静寂が訪れる。
後ろからつながったままふたりともベッドに倒れ込む。
もはや後始末の余裕すらない。
ペニスからは精液の残滓が垂れ
愛液と精液のミックスがこぼれる。
純白のシーツはシワとシミで惨憺たるありさまだった。
このシンデレラとは昼までにはお別れだ。
もう二度と逢うことはないはずだ。
きっと、老獪な上司とオフィスで、旅先で、一流ホテルで
今してきたように、
舐めあい、
おもちゃを突っ込まれ
窓際で痴態をさらし、
放尿し、
さらには複数の紳士達の慰めものになるに違いあるまい。
名前も素性も知りたくはなかったし
このずばぬけて美しい女と
また狂気の交合を再現する気もなかった。
出会った場所で別れる。
「死にます。社長。」
の代役は静かに退場する。
それまでは狂った野獣のままでいようと
寝ぼけた頭で考える。
朝の太陽は俗説のように黄色くはなく
美しい女の横顔を輝くようにふちどっていた。
(続く)
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