- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- おまんこは神の秘術
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女と男
2012年05月29日 11:24
女と男が知り合うのに、どこでどう知り合おうとたいした問題でない。
隣近所で、学校で、職場で、居酒屋で、バーで、ネットで、
いろいろあろう、問題は知り合った後だ。
女がいる、
男を若いときからさんざん遊び歩いてきた、
ま、どこにでもいるフツウの女だな。
結婚して子供ができて、不倫して、また男を漁って、
誰でもやっているおきまりコースだ。
そうはいっても、人生ってなかなか一筋縄でイカないモノだ。
亭主の会社が倒産して、一転、貧乏になった。
離婚して女で子供を養育しなければならないハメになった、
中学生と高校生、学校に入れなければならない。
女は男漁りで陰で有名だったから、このときばかりは世間はこの女に冷たい。
親戚縁者はもとより誰も寄りつかなかった。
女と同じ同類の女とみられるのがイヤだった。
人は落ち目の人間にムチ打つ。
陰湿に容赦はない。
女は当然、生きる術は水商売しかない。
こういうところに来る男はみな下心で、やらせろ、だ。
間違ってない。
女は生きるために、不特定の男とやっていた。
しかし女の細腕では稼ぎはたかがしれてる。
一家3人、食うのはなんとか食えたが、教育費が出ない。
高校に入る子、大学をめざす子、
みんな家庭の事情は知っている、
うんで、息子たちは働くつもりでいたが、
ふんぎりに、高校、大学の試験を受けてから、諦めたい。
子供たちの気持ちは分かる。母に止められない。
うんで、両方とも試験に合格してしまった。
子供たちは最初から諦めていたから、キッパリと諦めていた。
さあ、女が胸の内で一人で騒ぎ始めた。胸の内の心臓が止まらない。
関係を持っていた数人の男に、事情を話したが、誰も取り合ってくれない。
女はそれ以上、何も言えない。
女の男漁りは幅が広い、20代もいれば60代もいる。
誰にも相手にされなかった女は、ダメ元で60過ぎた独身ジジイに話を持ち出した。
一通り話を聞いて、
そうか、わかった、といって、500万だした。
女は喜んだな、必ず返します、必ず返しますとな。
ところが、カネを渡してす数日後、
男はこう切り出した、
オレとおまえは今まで、別にカネでやりとりしていない、
それなりに、オレはおまえが気に入って、抱いていた。
ここでカネのやりとりが発生してしまった以上、
おまえはオレに必ず、負い目を感じるはずだ。
負い目を感じた女を抱いてもおもしろくも何ともない、
うんだから、オレはおまえをもう抱かない。
で、それから、男は一切、女のところに立ち寄らなくなった。
女は泣いたな、
男に借りた500万を返すため、せっせと爪に火をともすように、
なけなしの金を貯めた。
むろん、女は一切の男と関係を絶った。
苦節15年、やっと借りた500万円の金はできた、
女も60近くになろうとしていた、
男はもうこの年では誰も相手にしない。
うんで、昔聞いた住所を頼りに、女は男の元に行った。
男はとうにいなくなっていた。
人づてに聞けば、孤独死していたらしい。
とすると、あの、500万円は最後の虎の子だったかもしれない。
ぎゃああ、
女は血の涙を流した。
オイ、女と男の関係でイッタ、イカナイなんぞ、屁みたいなもんだな。
オレか、悪女の締め付けがきつくて困る、ギャハハハ。
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