女が主役

男は女を見るとやりたがる、当たり前だわな。

女のカラダはやるためにできている、記憶の痕跡すらない、何万年前にヒトの時代、

ヒトは食う寝る以外、sex三昧に明け暮れていた、
うんで、大脳がここまで肥大化してしまった、

人の大脳の巨大化は、セックスの快楽の結果、引き起こされた、言うなれば、メタボだ。

ヒト以外は、セックスは交尾、繁殖にかぎられるから脳はメタボ化しなかった、だけだ。

大脳の巨大化によって、文明などという地球の健康に反するようなヘンなものができてしまった、

動植物やヒト以外のものにとって、迷惑なハナシだ。

この地球は人だけが住んでいるんじゃない、ヒト以外に数え切れないほどの生命がある、それがみんな、文明とやらで絶滅種に追いやられている。フザケタはナシだ。


そこで、ここまで脳を巨大化させたセックスだ、セックスの快楽が脳を巨大化させた張本人だ。

このセックスの快楽が国家の発生で、支配者に取り上げられてしまった、
残されたのは奴隷を繁殖させる交尾だけになってしまった。

奴隷とは、ま、今で言うロボットみたいなもんだな、アリストテレスは奴隷を喋る家畜と言った。

ヨーロッパをこれを農奴言った、わが日本ではこれを百姓町人と言った。

セックスの快楽を独り占めしているのは、封建領主、
わが日本では、大名という。
大名が、家臣団を含めて一夫多妻で、ほとんどの女を独占した。

百姓町人は繁殖の女しかあてがわれなかった。
つまり、女とは生むためのもの、だ。

大名にとって、女とは楽しむためのもの、

戦国の世ならいざ知らず、平和な時代に大名が独り占めするのでは、反感を買うから

みんなで楽しむための女を提供するようになった、公娼だ。
江戸では吉原、京では島原に代表される。

宿場には飯盛女がこの役目を果たした。みんな快楽。

地方では年貢を散りたたる役人を飲食でもてなす、
役人はアコギだから、どこまでも賄賂を要求する、あまつさえ、女まで。

女は高い、
わが東北では、女だけは別勘定にしてくれと、役人に頼み込む。

うんで、東北では、おまんこのことを別勘定,別の帳面、と言うことになった、
略してベッチョウだ。

オレはおまんこやオメコでは赤くならないが、
このベッチョウ、ということを聞くと手がワナワナ震える。眼が泳いで口は干上がる。

試しに東北のどこの駅でもイイから、駅前で大きい声でベッチョウと叫んだら、
みんな脳震とうを起こして、卒倒するはずだ、ピクピク。


話はズレた、戻す。

楽しみの女は蔑まれ、繁殖の女は貞婦と呼ばれる。
しかし、貞婦は奴隷女の姿に他ならない、
楽しみの女は、女本来の女だ。

戦後、敗戦で百姓町人は農奴から解放され、農民にナリ、サラリーマンになった。

大名になったとは言わないが、奴隷から解放されて、繁殖の女から
いっぱしの楽しみの女を追及するようになった。

繁殖の女の価値観は貞婦と淑徳だ。
言い換えると、奴隷女の価値観といってもいい。

楽しみの女の価値観は、背徳、フリーセックス、不倫、自由恋愛、淫乱、
言い換えると大名の価値観といっていい。

ヒトが奴隷から解放されれば、当然、人権を主張する。当たり前だわな、

女を平等に分配せよ、とな。
大名の独り占めは糾弾される。

人権？
そう、女を自由にやらせろ、ということだ。

かくて、女も人権を与えられる、男の言いなりにならない、とな。
男を選ぶ女が増える。

女は独立して男を選ぶ、もちろん快楽のためだ、
男も女も快楽のために平等になった。

もはや大名の独り占めは許されない。
もはや男の女を支配は許されない。

快楽のセックスは大名を追放し、男の支配を拒否する。
女が主役になる。