すれ違い

女はまんこをもっているから心を求める、男はないからまんこを求める。

すれ違いが起こる。

女は心がない男には殺意を覚える、男はできない女には悪態をつく。

男尊女卑で、女が奴隷あつかいできるときはそれほど深刻にならなかった。みんな、女が悪いで済んだ。

しかし、同権の今はそうはいかない、女も人間になったからだ。

女は人間を主張するが、男は相も変わらず奴隷を要求する。

すれ違いが起こっている。

解決するのには？

そんなにむつかしいことでない、アタマを切り換えることだが、これがどうしてもできない。

アタマを切り換えるとは、人格を切り替えるに等しいからだ。人格を切り替えるとは人間を新しく出直すことだが、
そんなことできる道理ない。

うんで、すれ違いは永遠に続く。

すれ違いの根元は男にある。いままで人類発祥以来、さんざん威張り散らしてきたからだ。いきなり、左側通行、といっても無理だ、ほとんどず右側通行になる。

どうすればいいのか？

簡単だ、左側を歩くことができる男を相手にすればいい、たとえば、オレみたいにな。

心で見れば女が何を求めているか見当がつく、
心で見なければまんこしか見えない。

女は心を求めている、男はまんこを求めている。

今恋愛中のあたしの彼はそんなことない、ホントの男を知らないオメデタイ女だ。


オレは女の心もわかるが、男の心はそれ以上わかる。
オレは女に無理強いしないが、無理強いする男の気持ちはわかる。

女が、男はまんこをもっていない悲しい生き物なんだ、ってわかるには、無理があるナ。


男と女のすれ違いは永遠に続く。

今、恋愛中のあたしの彼はそんなことない、
ホントの男を知らないオメデタイ女だな。

ホントの男はみんなやり逃げするのだ。
できなくするのが女の腕だ。


男と女の永遠のすれ違いが、シューベルトのアベマリアの切なくも美しいメロデイに表現されている。