- 名前
- みやび
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 毎日刺激を求めて生きています♪
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音信不通になった彼と2(完結編)
2010年08月24日 20:40
詳細を知らない方は続きものなので、過去ログを遡ってください。全て実話です
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それから私と彼はしばらく歩きました。その間、私は彼を責めることもせず、極力普通の会話をするようにしました。
ようやく到着したのは、私たちが初めて1つになったホテルでした
部屋に入ると私は椅子に座り、テーブルを挟んでもう一つの椅子に彼が座りました。私は
『とりあえず、話したいタイミングで話して。何故、こんなことをしたのか。別れるならそれでもいいから、私が納得する説明をして。』
長い沈黙が続きました。私は沈黙に耐えきれず、お風呂にお湯を溜めてくると言って、その場を離れました。
別に何がしたかったわけではないのですが、暑い中歩いたので、シャワーくらいは浴びたかったんです
部屋に戻ると彼はタバコを片手に、火をつけようか、つけないか悩んでいるようでした。
私はそれを取り上げると
『真剣な話をこれからしようって時にタバコ』
ちょっと怒って言いました。彼はようやく決心したようです。
「別れる気持ちはなかった。ただ、みやびとのことがあって、仕事がおろそかになったり、もう一つの仕事も実は辞めてたんだ。会う時間を作るために。自分の生活もあるからホントは会う時間なんてないはずなんだけど、それでも作ろうとして…。」
私は深いため息をつきました。
「それで、このままじゃダメだと思ったから、連絡を経った」
『それで、他の女に会いに来たってワケか。』
「イヤ、これはホントに軽い気持ちで。」
『やって終わりね?』
「それは思ってなかった。ただお茶をしたりして過ごせれば…」
私は彼が簡単に手を出すような男でないことを一番わかってても、敢えて意地悪な聞き方をしてしまいました。
「落ち着いたら、ちゃんと連絡をしようと思ってて、連絡するタイミングを考えてた。でも、突然音信不通になったのは悪いと思ってる。ちゃんと言えば良かった。許して。」
私は言いました。
『結局、私を騙したの』彼はしばらくまた考え込んだのか、静かに口を開きました。
「正直、自分の気持ちがわからないんだ。みやびのことはホントに好きになってしまって、遊びだなんて思っていない。ただ、最初は半々の気持ちで……恋愛をしたい気持ちと…ただ自分の今の立場を考えると……」
『遊びも半分ってことね』
彼が頷きました。私も自分の立場を考えれば、これ以上は何も言えませんでした。
結局、私もそのまま黙ってしまいました。
枕を抱え込み、私はようやく口をひらきました。
『でも、●●●に何もなくてよかった。私、バカだからさ…
色んな人に相談して、みんなから遊ばれたんだよって言われても
ずっと、信じてたからさ。きっと●●●に何かあったんじゃないかとか、この暑さだから熱中症とかで倒れちゃってるんじゃないかとか…いろいろ考えたの。でも、ネット経由でメールを送った時にずっと私からのメールが未読になってたから、きっと本当に忙しいんだろうなって。
でもね、ある日覗いたら私からのメールも私が別人のフリをして
送ったメールもどっちも既読になっていたハズなのに、私のメールはレス無…。もう一人の方にだけ返信してきた瞬間、裏切られたって思った。
だから、今日も会いに来たことに怒りを覚えつつも、それでも
元気な姿が見れて、それだけで私は満足したのよ。』
そう言っているうちに、涙がこみ上げてきました
そして、ツイには止まらなくなりました。
彼は私を後ろから抱き締めました。
『やめて・・・・・・・』彼は離しません。
『●●●のこと忘れられなくなっちゃう。』
もう涙が止まりません。
「ほんと、ゴメン。」
彼が謝れば謝るほど、私の心が締め付けられます。
彼は私にキスをしてきました。私も彼に抱きつきました。
それでも、やっぱりダメだって自分の中で思っては彼を
突き放して、その繰り返しでした。
でも、やっぱり私の気持ちは変わらず、彼のことを好きでいることには変わりなく、彼を受け入れてしまいました
彼も、もうこういうことはしないって約束してくれたので
とりあえずは信じてしまいました。
二人でお風呂に入り、3度目の交わりでした。
彼は初めのうちは付けていてくれていたのですが、そのうちに
やっぱりはずしてイイ??と言い始めたので私は
ずっとダメだって言い続けました。
しかし、彼のものが当たるとどうしても耐えられず
そのままスルッと入ってしまいました
ただ、冷静に考えたら今月排卵日が来ていないことに気づき
危ないかも……ということで、やっぱり付けてもらうことにしました。
事が済んだあと彼に本音を聞きました。
『ホントは私が以前にぶつけた質問が原因なんじゃないの?
【私が旦那と離婚して、一緒になりたいって言ったらどうする?】って質問。それで、私がホンキで離婚して、●●●と
一緒になっても、今の立場を考えれば養っていくことも
そんな責任の大きなことも背負えないって、そう思ったら私の本気度が怖くなっちゃったんでしょ?』
と尋ねると
「それも、正直……一理ある。ケド、自分が子供だから
ちゃんと考えなかったのも悪いと思う。」
『所詮遊びだものね』
「……。でも、好きなのは事実だよ。」
『大丈夫、私もそんなに重く考えていないから。』
私もわかってはいるんです。
どんなに素晴らしい恋愛をここでしていたって、これが所詮幻影でしかないことに。
彼と私の将来なんてものはどこにも存在しなくって、
それでも一緒にいられる時間が幸せすぎるから離れたくないって
『そういえば、今月、私予定日が狂いすぎてて危険日とか安全日とかあんまりわかってないんだよね~。排卵も止まっちゃってるみたいで』
「精神的なこと???ダヨネ」
と彼が聞くので私も答えました。
『そうよ。この連絡のとれなかった1週間全然寝てないし、
今日だって一睡もしてないの。それで車なんて長距離走らせてるからアクセル踏む足がプルプルしちゃってた(笑)
でも、本当は違うの。●●●に会うのが怖くって
すごいドキドキしてた。きっとフラれちゃうんだって』
「不安にさせて、ゴメンネ。こんなこと絶対もうしないから。」
彼はそう言って小指を立てました
私もその指に自分の小指を絡め、
『言葉ってのは、そんなに軽いものじゃないのよ。
そこには責任がつくんだから。』
彼も頷きました
その後は、仲直りをし、これからの仕事のことや
私との付き合い方について二人でよく話し合いました。
以前よりも会える時間は減るけれども、彼への信頼感も
多少失せてはいるけれども、それでも前よりも距離が近くなった
きがします。
それから、二人でホテルを後にすると車で彼を仕事先まで
送って行きました
彼は車の中でも何度も私を抱きしめ、キスをしてくれました。
仕事先付近に到着すると彼は
「今日はちゃんとメールするから」
と言って、車を降りました。
そして、私の車が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていました。
私は家に帰るとさっそく彼に無事着いたことをメールしました。
彼からも昔のように直ぐメールが返ってきました。
しかし、返ってきたのはその1通のみ……。
そのまま、夜が明け気がつくと今日の夕方に。
まだメールはありません予想通りの展開。
やっぱりな……と肩を落としていると
「連絡遅くなってごめんなさい
昨日は真実がミヤビに伝えられてよかった。これからも仲良くやってこ。」
「信じてほしいのは、落ち着いたら絶対にまた連絡をしようと
きめていた。不安にさせてゴメンなさい」
と、いうようなメールが何度かにわたってきました。
まだまだ、不安はいっぱい残るけれども
所詮は幻の恋愛。思いっきり楽しみたいと思います
本当に、たくさんの方に励まされて今復活できたことに感謝!
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました
これにて、一件落着!
このウラログへのコメント
ん~~~。旦那とはどうする?
私も今まだ彼女のことを好きだってだけで将来の事とかちゃんと考えられてないし、仕事にも多少影響が…
> かっちぃさん
彼がそういうスタンスなら私もそれでいくしかないので、やっぱり二重生活だよなぁ(笑)
> たつやさん
まぁ、都合いいだろうねぇ(汗)彼には普通の恋愛は当分できないだろうし今の環境のままじゃね
> いっきさん
きっと私も気づいてて、それを望むってことは、やっぱりダメ女かもでも仕方ないです。人妻ですから(笑)
> ひげのパパさん
あらぁ彼女さん傷つけないようにねぇ女は大抵本気ですから(笑)
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