道で崩れる・・・

ゆっくりと煮詰められて・・・

一度煮詰った体は・・・

再び煮詰るのに時間はいらない・・・

実感しました・・・

そういえば主人のカレー・・・

普通よりかなり長く玉ねぎを炒める・・・

そしてかなりじっくりと煮込む・・・

改めて思った・・・

やっぱりこの人にとって

女の体を扱うのと料理は同じなんだ・・・

なんか車が人気のないところに・・・

やっぱり・・・またやる気だ・・・

千葉の川原での全裸・・・

今度は山奥で・・・

「んんっ・・・」

すでに彼の仕込みは始まってる・・・

今度は1個・・・

でも今はそれで十分・・・

外だけじゃなく・・・

中まで感じやすくなってる・・・

そんな気がする・・・

「電動・・・つか・・・ていい？」

わたし　なんてこと言い出すんだろ・・・

前　デジで彼と会った人は・・・

途中で怯えるように・・・

ベッドから逃げようとして・・・

転げ落ちたって・・・

わかる・・・

この人は・・・

女をおかしくする方法を知ってる・・・

普通の感覚じゃ・・・

怖くなってあたりまえ・・・

深水さんや坂井ちゃんが普通じゃない・・・

間違いなくわたしもだけど・・・

「んんんっ・・・あぁ・・・い・・・」

わたしは体をのけぞらす・・・

いったわけでなく・・・

恐怖で・・・引き戻される

彼の手がわたしの顔を覆う・・・

そして

人差し指と薬指が左目を開く・・・

わたしの目に映ったのは・・・

わたしの目を突くために・・・

曲げられた中指・・・

本気で突かれるとは思わないけど・・・

体が緊張する・・・

なんか言ってた・・・

左目と右の脳は繋がってるとか

右の脳は形とかを覚えるとか・・・

確かに・・・

無視出来ない存在感とかを感じる・・・

その恐怖みたいのを感じながら・・・

体は快楽にのみこまれる・・・

もしかしてこれも・・・？

そして目を閉じさせられる・・・

安堵感と同時に・・・

体中に快感の波が一気に・・・・

「はぁぁぁっ　あああ・・・」

いきそう・・・

もう・・・

不意にドアが開く・・・

主人に手を引かれ外に・・・

ここは・・・道路・・・

森の中じゃない・・・

道路だ・・・

ローターを引き抜かれて・・・

マッサージ器を取り上げられる・・・

変わりに彼の手が荒々しく胸を・・・

そして指が中をかき回す・・・

「はぁぁあ　い・・・いく・・・いきそう・・・」

『あの電柱まで歩いておいで』

「あんっ　人は・・・だいじょう・・ぶ？」

『運次第だと思うよ』

「そんな・・・だれか来たら・・・」

『この姿見られちゃうね』

「そ、そんな・・・」

『だから　早く行っておいで』

背中を押され・・・

一歩踏み出す・・・

体が・・・

主人の最後の刺激を惜しんでる・・・

自分で胸を・・・

指で・・・

「はっ・・・い・・い・・・」

こんな姿・・・見られたら・・・

全裸で・・・

自分で胸を掴み・・・

ぐちゃぐちゃと音を立てて・・・

指でかき回しながら歩く女・・・

そんな女　異常だよ・・・

それが・・・わたし・・・

「い・・・くぅ・・・」

わたしは道にひざまずき・・・

「ご、ごめんなさい・・・

も　もう・・・あ、あるけない・・・」

主人はそんなわたしを写してる・・・

悲しいとか・・・

恥ずかしいとか・・・

悔しいとかじゃなく・・・

「うあわあああああ・・・」

わたしは泣き出してしまった

主人はゆっくり近づいて

そんなわたしを抱きかかえる・・・

「ひっく・・・ひくっ」

泣き続けるわたしの髪を撫で

車の中に寝かせる・・・

そして毛布をかけ

また髪を撫でてくれる・・・

そして・・・キスをする・・・

『十分すぎるほど頑張ったよ』

ああ　そうなんだ・・・

こうして優しくしてもらえるかは・・・

わからなかったけど・・・

こうしてもらいたくて・・・

わたしは・・・

　　　　　　　　　　　　　　・・・泣いたんだ