ちょっと一息のはずが・・・

車の中で放心状態なわたし・・・

気がつくとホテルのような建物の駐車場

ああ　これが主人の会社の別荘・・・

リゾートホテルなんだ・・・

とりあえず荷物を持ちロビーへ

ロビーには人がいない・・・

けどそこで宿泊状況がわかるみたい

部屋の中に入る・・・

玄関から廊下があって

右にトイレとお風呂

左が和室？　角部屋だから窓がある

そして奥に右にキッチン

左がリビング

なんかかなり広い3LDKになるのかな・・・


『とりあえずくつろいでいいよ』

「あ、うん・・・」

和室に座り込む・・・

疲れた・・・

もう一日分以上疲れた・・・

まだ　日は高いのに・・・

『とりあえず着替え』

とりあえず軽くシャワーを浴びる

そして渡された着替え・・・

あ、普通の下着だ・・・

・・・それと　タイツ？

とりあえず着てみる・・・

あ、なんか普通にいい感じ・・・

少しだけゆったりとした時間・・・

主人は・・・

なんか寝転がってわたしを見てる・・・

指先が宙をなぞる・・・

前　された記憶がある・・・

わたしのラインをなぞってる・・・

主人の指の動きにあわせ・・・

手で触れる・・・

顎から首へ・・・

胸へ・・・

横向きの山を描きながら上から下へ

それから下から上へ・・・

わたしの手はブラ越しに胸を上から撫で下ろすように

そして包み込むように下から上へ・・・

「んんっ・・・」

主人の指は少し波打つゆるやかな曲線を

わたしの手はアンダーバストからお腹へ　そして・・・


わたしは指先にヌルッとした感覚を感じる・・・

「あふ・・・」

何やってるんだろ・・・

せっかく　体を鎮められる時間なのに・・・

主人の策略にのって・・・

違うね　のせられたわけじゃない・・・

自分からだ・・・

シャワーを浴びたばかりなのに・・・

下着を替えたばかりなのに・・・

また　下着を替えなきゃ・・・

少し　不安になる・・・

朝からこのペースで・・・

わたしは大丈夫なんだろうか・・・？

本当におかしくなっちゃうんじゃないだろうか・・・？

わからなくなる・・・

期待に心躍ってるのか・・・

不安におびえているのか・・・

確かなのは・・・

体は・・・

　　　　　　　　　　　　・・・喜んでいる